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50歳になったら『引き算』生活の始まり?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

若いときは
まだ自分が出来上がっていないですから、

あれもしたい、
これもしてみよう、
こんなことにもトライする!

というふうに、
どんどんやることを
『足し算』していくわけです。

すると
頭の中で自分の可能性が開けて、

目の前に見える景色が
ぱあーっと広がっていく感じになります。


たとえば、
新興国に住む若者などは、
『足し算生活』の典型でしょう。

「来年から給与が上がりそうだから、
iPhone7買っちゃおう。」

「今度の休みは友だちのクルマを借りて
みんなでバーベキューだ。」

「転職のとき有利だから
コンピュータ言語2級の試験を受けておこう。」

やがて好きな人ができて、
一緒になって、

クルマを持とう、
家も買いたいな、
あれも欲しい!これも必要!

子どもが出来たら、
あんなことさせたい!
こんなふうに過ごしたい・・!

人生の途中までは
足し算の思考』で、
私たちの生活はどんどん広がっていくのです。


と・こ・ろ・で、
ワタシはあと2年で
50歳になります・・。

(もう、気持ち的に)
あれもしたい、
これもしてみよう、
こんなことにもトライする!

という『足し算的思考』では
なくなりつつあります。

(決して『消極的になっている』
という意味ではないですよ。)


これから先、
やることをどんどん積み上げていく、
というよりは、

ほんとうに必要なもの、
ほんとうにやるべきことを選んで、
取捨選択していく、

という気持ちになっています。
(『引き算』のイメージなのです)


02d928c.jpg


考えてみますと、
インデックス投資】も
引き算の思考で成り立っているのでは?

1.真に大切なことに照準を定め、
2.重要でないところはそぎ落とし、
3.対象を最大公約数化して、
4.誰にでも分かる形に昇華させたもの


それが、
『市場平均』への投資だとわたしは思っています。


そして、
これはわたしの私見ですが、

『引き算的思考』は、
人が豊かになった結果表れた、
ひとつの「洗練のカタチ」ではないでしょうか。


たとえば、
ココ・シャネルです。

シャネルはそれまで
飾り立て、きらびやかで
まるで観賞用のようであった女性の服に、

『引き算の思考』を持ちこみます。

有名なジャージー素材の
シャネルスーツは、

女性をコルセットから解放し、
機能的で柔軟な動きを可能にしました。


017-361x500.jpg


あるいは、
1923年に建てられた
ル・コルビュジエ
「ラ・ロッシュ邸」はどうでしょう。

コルビュジエはその著作の中で、
住宅は住むための機械である
とまで言った人です。

(「家」を工業製品として
はじめて設計した人ではないでしょうか・・)


実はわたしはパリを訪れた際、
この「ラ・ロッシュ邸」を見学しました。


ラ・ロッシュ邸


吹き抜けの解放感。
水平の連続窓から差し込む光。
(照明がいっさい付いていませんでした)

シンプルかつ機能的で、
まるで昨年作られた家のように
現代的なのです・・。

「家」が主張するというよりは、

人がその中に、
「○○なスタイル、
△△なスタイルを実現させたい」と
思わせるような空間でした。



考えてみれば
インデックスファンドも、
どこか『工業製品的な匂い』がします・・。

それそのものが主張するというより、
各人が
自身の生活スタイルに、

インデックスファンドを
はめ込むイメージでしょうか・・。


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最後に、
人生時間そのものを、
引き算』で捉えることも大切です。

元気に動けて、
頭の中が活発で、
という状態を、
仮に70歳くらいまでとすると、

・・・・・・50歳・・・70歳

わたしの場合、
もう20年ちょっとしかありません。

そこから、
仕事の分量を考えて、

ボリューム的に、
どれくらいのことが出来るのかを推し量り、

そこから、
ほんとうに必要なもの、
やるべきことを絞っていく・・。


プライベートもそうです。

行きたい場所。
やりたいこと。
やらないといけないこと。

それらに『優先順位』を付け、
ほんとうにやることを
「現実化」させないと、


あとになって『後悔』だけが残ります。


人が死ぬ前に後悔するのは、

○ 他人がどう思うか、気にしすぎなければよかった
○ 他人がどう思うかではなく、
自分が思い描く人生を歩めばよかった

という普遍的なことのようですから・・。

似顔絵




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