PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

今から10分間だけ、100億円持っている気分になってください


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

「お金」と「情報」は似ています。

なければ困りますが、
あればあるほど良い、というものではありません。
(量というよりは質?)

「お金」と「情報」は似ています

どちらも、
そのものに価値があるわけではなく、
それを生かして
価値を醸成していくものです。

(幸せのための「触媒」なのでしょう・・)


もしあなたが素直に、
「情報がもっと欲しい!」
「お金がもっと欲しい!」
と思えるなら、

それはあなたが
【精神的満腹】状態に陥っておらず、

まだやりたいことがあり、
まだまだ好奇心があり、
もっと高みを目指している
証拠ではないでしょうか。


でも、もし、ですよ、

何かのはずみで
【10億円とか、
所有することになってしまったら】、


あなたは、
「もっとお金が欲しい!」と
心の底から思えますか?


じゅうおくえん・・。


(多分)
思わなくなるのでは?

(想像の域の話なので、
わたしにも
実際のところは分かりませんが・・(-_-;)


わたしは仕事柄、
資産家と呼ばれる方に
お会いする機会があります。

たとえば、
○ ストックオプションが付与され、
その後、自分が勤めている会社が上場した人。

○ 相続した株式や不動産をお持ちの人。
○ ご自身で事業を営まれている人。

○ お仕事を真面目にこなし、
倹約を心掛け、
資産運用を長年行っている人。


わたしが相談業務を通じて
お会いする(いわゆる)
資産家と呼ばれる方々は、

資産の規模でいうと、
だいたい1億円~5億円くらいの
ご資産をお持ちの方です。


Mutual funds


これが一桁違ってくると
いったいどうなるのでしょう。

10億円~50億円のご資産をお持ちの方?

いや、
もしかして100億円をお持ちだったら?

(いったいどんな気持ちになるの・・?)

100億円の資産をお持ちの人は、
消費という観点でいうと、

使い切れないほどのお金を持っている人
ということになります。

現実的に、
欲しいものがなんでも手に入り、
買えないものが
思い浮かばない状態ではないでしょうか。


本当にそういうことが
起こってしまうと、

人は【精神的満腹感】に
陥ってしまうのでは・・。


(わたしの勝手な想像ですが、)

人として『精神的な成長』が
止まってしまう恐れがあるのではないでしょうか。

何もしなくても、
欲しいものが手に入るなら、
なんのための人生、
なんのための努力なのでしょうか・・。


つまり、

お金がありすぎることで、
ご本人にとっては
「つらい」、「きつい」状態に
なってしまうこともあるわけです。


money lesson


ところが、
いわゆる
『スーパー富裕層』と呼ばれる人の中にも、

上記のような、
【精神的満腹感】に陥るリスクを跳ね除け、

多額の資産を持ちながら、
もっと自分はこうしたい!」という
知的好奇心を失わない人がいます。

そういう人こそ、
真の、事業家なのでしょう・・。

心に秘めたアイデアを
まるで少年のようにぶち上げ、
太い幹のような精神で
その事業を拡大させ、

ひとつの会社を、
社会の公器(上場)にまで
仕立て上げてしまう・・。

(しかも、)それを
何度も何度も繰り返す人さえいます。


事業家の人たちは
自ら産み育てた会社の価値(株式)を
保有することで、

その資産が
50億円、100億円になったりします。

ちょっと考えてみてください・・。

100億円を使い切るためには、
毎年4億円使っても、
25年かかる計算です。

1年に4億円使うためには、
毎日、毎日100万円以上使う必要があります。


(特別な才能が必要かも・・)


好きなことをしても、
使いきれないくらいのお金があり、

(実際的に)
もう何もする必要はないのに、
さらなる高みを目指せる人にとって、

50億とか、100億という
数字上の資産」はもう
あまり意味を成さないのでしょう。

(手元から離れた状態にある「お金」を
穏やかな表情でただ見つめている、
という状態なのでしょうか・・)


尾瀬


このような事業家の人にとって、
お金はすでに
社会的な財 となっており、

もう、プライベートな個からは
切り離されているのでしょう。

ただし、問題もあります。

世界中で
『格差社会』が進行していることです。

『格差社会』が進むということは、
全世帯の消費、支出に占める
超富裕層の割合が増す、ということです。

これは、
超富裕層の、
お金の使われ方が
社会全体に大きく影響してしまう
ということ。


つまり、先ほどお話ししたような、
超富裕層が
社会的な財 として
お金を使えば使うほど、

たとえば、
たくさんのお金を寄付に回したり、

たとえば、
ある一定業種への投資のみが
大きくなり過ぎると、

それが、
これからの【社会のあり様】に
直接影響を与えてしまう・・

ということです。

(決して寄付そのもの、
投資そのものが良くない、
という意味ではありません。)


そしてまた、
この事実に当の超富裕層の方が
気付いてしまうと、

自分の、
いや、半ば社会的な財となったお金を
どう扱うのか・・


さらに頭を悩ますことになってしまうと、
わたしは思うのです。

似顔絵




関連記事

| ヒトは1万年前からお金と付き合ってきた | 14:15 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT