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リレー投資にさよならを


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。


リレー投資とは?

リレー投資は、
インデックスファンドを積み立て投資していき、
まとまった金額になったら
ETFにリレーするという「投資手法」のことです。

インデックスファンド(つみたて)
    ↓
    ETF

「これはいいやり方かも!」ということで、
これまで多くのインデックス投資家の
注目を浴びてきました。

(もともと、内藤忍さんが書籍の中で
提唱されたのが最初だったと思います)


インデックス投資10年選手の人には
ご理解いただけると思いますが、

インデックスファンド界隈から見ると、

当時のETFの【けいぞくコストの低さ】は、
ピカイチだったのです
(まさに光り輝いていました・・)

(それだけ、
インデックスファンドとETFの
けいぞくコストの差が存在していたということ。)


かつては日本株式でも、
ETFとインデックスファンドの
信託報酬の差が0.4%くらいあるのが
ふつうでした。

また、外国株式などでは、
ETFとインデックスファンドの
信託報酬の差が

0.5%、0.6%程度あることも
珍しくなかったのです。

しかし、
それもこれも
懐かしい思い出話』になろうとしています。

個々のインデックスファンドの
信託報酬が劇的に下がってきて、
インデックスファンドとETFの
けいぞくコストの差はどんどん縮まっています。


ybさんは
ニッセイAMが展開するインデックスファンドシリーズ
7商品の信託報酬を引き下げ。その時投資戦略はどうする?」


という記事の中で、
次のように言われています。

日本株式クラスの場合、
私がリレー先にしているのは
(1306)TOPIX連動型上場投資信託です。

信託報酬率は0.11%。
ニッセイTOPIXとの差は僅か0.07%です。
1,000万円投資して年間7,000円の差。


⇒ たしかにそうですね。

ここまでインデックスファンドが
追いついてくるなんて、
わたし自身、想像もしていませんでした。

また、ybさんは
次のようにも言われています。

リレー時のコスト
(売買手数料やリレー時の税コストや
リレーしたことによる将来発生する税コスト)や

分配金の事を考えると
日本株式クラスについては
リレーをする必要は
なくなってきているような気がします。


⇒ わたしも同感です。


ETFなの、インデックスファンドなの?

では、外国株式はどうなのでしょうか?

一例ですが、
「バンガード FTSE Developed Markets ETF」 (VEA)

こちらは、
米国を除く先進国株式ですが、
年間経費率は0.09%です。

一方、
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式ンデクスファド
は、信託報酬が0.216%です。
(税込。11月22日より・・)

まだ、コスト差はあります。

新興国株式に限っていうと、
まだETFのほうが
インデックスファンドのけいぞくコストを
大きく下回っています。


ただ、
両者の優劣を比較するのに
【けいぞくコストの差】のみに着目するのは
よくないと思うのです。

ETFは売買委託手数料がかかったり、
分配金が必ず払い出されたり、
(そのために分配金の再投資のために
コストがかかったり)、

金額ベースでの売買が出来なかったり、
自動積み立てには
対応していなかったりするので、

手間ひまのかかり具合】も、
考慮に入れるべきでしょう・・。


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★ そもそもETFは、
自分で自分の資産運用を組み立てたい人向けです。

買い注文を自分で出していることに
喜びを感じるくらいでないと、
ETFを用いた投資は長続きしないのでは


とわたしは思います。

反対に、
インデックスファンドは、
資産運用をある程度「しくみ」に任せたい人向けなのです

特に『自動つみたての仕組み』に
有形無形の価値を感じる人は、
(ETFより)インデックスファンドのほうが
道具としてふさわしいと云えるでしょう・・。


そもそもリレー投資は、
ETFとインデックスファンドの間で、

ある程度の【けいぞくコストの差】が
あり続けるよね・・、
という前提での投資手法です。

その意味では、
リレー投資の歴史的な役割は
終わりつつあるとわたしは思います。


ただし、
(コスト的な損得ではなく)
インデックスファンド
⇒ ETFという【リレー】を行うことで、

自分オリジナルの運用プロセスを
踏んでいると実感し、

その満足感そのものが
投資を続けるインセンティブになっている人も
わたしは知っています・・。

(投資スタイルの選択においては、
気持ちの満足感が重要なのです)

似顔絵




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