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カンさん、外貨建ての商品を買わないと円安対策にならないんでしょ? その1)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

トランプ氏がアメリカの次期大統領に決まり、
大方の予想に反し、
円安・ドル高が続いています。

山崎元さんの名言によれば、

予想(よそう)を逆さに読むと、
うそよ ということになります・・(笑)

もし、
ファイナンシャルプランナーの方が、

「円安対策」として
外貨を持っていたほうがいいですよ、
という言い方をされたら、

その人の発言は、
ちょっと間違っているかもしれません。


あるいは、
プルデンシャル生命の人が、

外貨建ての商品を資産運用として
ご検討されてみてはいかがでしょうか?
と勧めてくるかもしれません。

あるいはIFAの人が
イギリスのハンサードが提供する
海外積立保険を、
次のように紹介してくるかもしれません。

・・あのですね、
これからもっと円安が進むかもしれませんよ。

日本の危機的な財政状況、
超高齢化社会の現実を考えると、
『円という資産のリスク』が増します。

日本の不確実性に備えるには、
このような海外ファンドが最適ではないでしょうか。


実は、

「カンさん、やっぱり
外貨も持っていたほうがイイですよね?」


というご質問は、

「ETFとインデックスファンド、
どちらがイイのですか?」


と同じくらい、
頻繁にいただく【ご質問】です。

【ん? 外貨も持っておいたほうがいい】??
ほんとうに、そうなのでしょうか?


〇 円が安くなるリスクに対処するためには、
【外貨そのもの】を持つべき?

〇 【外貨建ての資産】を、
買っておかないといけないのでしょうか?

(この場合の「外貨建て」とは、
売り買いをする際の通貨として、
円以外の通貨を用いるケースを指します)


〇 あるいは、
海外にある資産、
たとえば、
【海外不動産】などを直接保有する?

(文字通り資産の場所も「海外」、
かつ通貨も「外貨建て」になります)

〇 あるいは、
海外に拠点がある金融機関の、
【外貨建ての資産】を保有すべき・・?

globalcurrency_mainbanner.jpg

ちょっと深呼吸をしてみましょう。

⇒ ここに、
日本の国内で設定されている
【先進国債券ファンド】があります。

これは・・、
『円建て』で買いますね。

そして、
【先進国債券ファンド】を解約すれば、
円建て』でお金が戻ってきます。

なので、
【先進国債券ファンド】は
円建ての資産』である。

<あれ?
 これって間違っていますよ!!>



【先進国債券ファンド】の中身は、
さまざまな国の
外貨建ての債券ですから、

【先進国債券ファンド】は
100%【外貨建て資産】なのです・・。


(伝わっていますか?)

※ この場合の「円」は
決済する際に使用されている
通貨に過ぎません。


あなたが円建てで
【先進国債券ファンド】を買っても、

円安に対するリスクヘッジは
出来ているわけです。

なーんだ、

じゃあ、別にわざわざ
外貨預金とか、

豪ドル建て終身保険
(ソニー生命?)とか、

『ドル建て』で投資信託を
買う必要はないんだ。 

⇒ はい、その通りです!


business.jpg


以下、『投資信託』に絞ってお話ししますが、
投資信託には、

1.日本の資産に投資を行うケース 
2.日本以外の資産に投資を行うケース


があります。

2.の場合、
決済通貨として
「円」を用いるケースと、
「外貨」を用いるケースに分かれます。


『円建て』で売り買い(決済)はするが、
日本以外の資産にも投資を行うのは?

⇒ 日本国内で設定されているファンドです。

たとえば、
【新興国株式ファンド】であっても、

日本国内で設定されていれば、
それは
「国内の公募投資信託」という言い方をします。

また、外貨で取引するのは、

外国で設定され、
日本で販売されている
「外国籍投資信託」です。

(外貨建てMMFがその代表例ですね・・)。


★ 要はその投資信託が
どこの国で設定されたか】で、

国内籍・投資信託 (円建て・決済通貨)と
外国籍・投資信託 (外貨建て・決済通貨)に


分かれるだけなのです。

(伝わっていますか?)


『考え方』として重要なのは・・、
決済通貨が「何か」ではなく、
【商品の中身】なのです!


ルイヴィトンの鞄が好きなあなた。
お待たせいたしました!

ルイヴィトンの鞄は、
シドニーの繁華街のお店では
「豪ドル建て」で表示されます。

でも、
ロンドンのお店では・・
「ポンド建て」ですね。

本家フランスへ行けば「ユーロ建て」、
カナダでは
「カナダドル建て」で表示されています。

そして東京では
「円建て」で購入するわけです。


でも、モノはすべて同じ
ルイヴィトンの鞄です!

『考え方』として重要なのは、

決済通貨が「何か」ではなく
「商品の中身」なのです・・。

続く)

似顔絵


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