こんにちは、カン・チュンド です。
今日は 手数料 のお話です。
手数料(コスト)とは、
払う側にとっては 費用 ですが
もらう側にとっては 利益 となります。
したがって、商品・サービスの提供者は
「手数料を いかに払ってもらいやすくするか・・」
に心を砕きます(笑)
投資信託の 信託報酬 など
その典型ですね。
例)Aファンドを保有している
あなた宛に「請求書」が届きました。
「Aファンド保有者の皆さま。
第8期(03年1/1〜12/31)の 信託報酬 を請求いたします。
請求額 7,235円
恐れ入りますが、
お振込みは○○銀行○○支店 口座番号○○○○ へ」
という文章など、
あなたは見たいですか?(笑)
(見たくもないし、払いたくもないですね・・)
そこで、ファンドの運用会社は考えました。
「んー、あれだな。一年に一度、
信託報酬 を請求するのはよろしくない。
(そこそこの金額になってしまうし・・)
もっと細かく分けて請求させていただこう・・」
「部長、いっそのこと、
ファンドの純資産額から 日割りで
計算するっていうのはどうですか?」
「なに!? あっ、なるほど・・。
しかし君、どうやって徴収するのかね?」
「ここだけの話、
私たちが(毎日毎日)
純資産額から差し引いて、
徴収 してしまえばいいんですよ」
「ふむ。それはいい考えだ!」
つまり、
信託報酬 というコストの不思議なところは、
■ 手数料 を受け取る側が(自ら)計算して
(自ら)徴収 までやってしまう
ということです。
ファンド保有者には
「わたし、手数料 を支払っているんだ」
という 意識 がほとんど芽生えません。
(一方、運用会社には)
ファンドの値段が上がろうが下がろうが
コンスタントに 利益 が入ってきます。
(金額は違ってきますが・・)
<だいじな基本 >
■ 手数料 とは(運用者にとっては)
確実なマイナスリターン なのですね。
私たちは「プラスのリターン」を
求めて 運用 を行いますが、
未来のリターンは所詮 不確実 です。
不確実なもの を求める中で、
「確実な出費」がどれほどのインパクトを
持つか、皆さんイメージできますか?
皆さんの「運用の設計図」
(ポートフォリオ)を維持するために
より多くの 手数料 がかかれば、
(それだけ)皆さんのリターン(収益)は
目減り するのです。
皆さんが万一、
・手数料 をたくさん払えば、
将来のリターン もよくなるのでは?
と希望観測的に思っておられたら、
それは単に「間違い」です(笑)
■ 手数料の多寡 と、
リターン との間には、なんの因果関係もありません。
私たちは(そもそも)
ある「不確実なもの」を得るために、
財布の中からお金を出しすぎではないでしょうか?
手数料 とは、
運用者 と 金融機関 の「パイの奪い合い」なのです。
(真剣勝負 です・・)
向こう(金融機関)が
戦略 を練っているのなら、
こちらも「理論武装」する必要があります・・。
【わたしの考え 投資新説】
全4ページにわたる「投資の新しい発想法」です。


