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誰もが自分の国に過剰投資する?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

日本人が、日本の資産に
もっとも親しみを覚えるのは当然でしょう。

たとえば「株式」です。

日本の会社なら、会社名を聞けば
「商品・サービス」がすぐに思い浮かびます。
(つまり、投資対象が「身近」に感じられるのです)


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(たとえば、「あのさ、南米のチリに
有名な缶詰製造会社があるんだけど・・」と言われても、
なにも思い浮かびません・・)

では、その会社のことを
「よく知っている」ことと、
その会社の「株価」が上がることに、
なにか【因果関係】はあるのでしょうか?

残念ながら、答えはNOです・・。


次はドイツ人!

突然ですが、
あなたもわたしも「ドイツ人」で、
生まれたときから
ミュンヘンに住んでいると妄想してください。

(ソーセージとビールが大好き!)

そんな私たち(ドイツ人)が
カフェでお茶を飲んでいると、
友人のシュミットさんが偶然通りかかりました。

3人はしばしカフェで『投資談義』です。


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質問!)

ドイツ人の3人が、
カフェで株式の話をする際、
どこの国の株の話をすると思いますか?

1.日本
2.ドイツ
3.アメリカ


おそらく、2.のドイツでしょう・・。

なぜなら、自分たちの国の会社が
もっとも馴染みがあるためです
(情報も一番たくさんあるはず)


あなたが
「オーストラリア人」だったとしても同じです。

メルボルンの繁華街で、
会社の同僚と投資の話をしていて、
もっとも話題に上るのは
オーストラリアの会社では・・?


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(実は)どの国の人も、
自国の資産に過剰に投資してしまうことが
知られています。


これを資産運用の世界では、
『ホームバイアス現象』と呼んでいます。


ホームバイアス現象は、
投資を行う私たちの
『感情リスク』の発露そのものです

★ よく知っているもの、
親しみを感じるもの、
身近なものに優先して、
お金を託してしまうわけです。

もともとよく知っているモノに、
さらに【自分のお金を託す】わけですから、
その投資対象に対して 情 が湧いてきます。

『情』が湧いてしまうと、
「持ち続けるべきか」
「売るべきか」といった、
冷静な投資判断がしにくくなります。

もちろん、
『分散投資』そのものの妨げにも・・。



いざ、複数の投資対象を
自分で組み合わせようとすると、

(「国際分散投資」という言葉は
知っているのですが、)

どうしても、
よく知っている投資対象である、
日本株式とか日本REITとか、

無意識のうちに
「これくらいは配分しようかな」という
気持ちが起こってしまう可能性があります。

(あっ、ドイツ人もオーストラリア人も
同じですよ)


※ ホームバイアス現象が
起こっている典型が『実物不動産』です。

不動産は世界中に星の数ほどあるのに、
「不動産投資」⇒「日本の不動産」
が当然になってしまっていますね。



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では、
ホームバイアス現象から脱却するには?

自分を【客観化】することです。

「○○人」である前に、
あなたは あなた自身です。

どこの国にも属さない、
『中立の運用者』と自覚してみましょう。

次に、
お金を【客観化】すること。

あなたは、
たまたま「日本円」を持っていますが、
それは、ひとつの決済通貨 に過ぎません。

お金自体はそもそも、
自国か他国かなんて意識していないはず・・。


ホームバイアス現象を
克服するひとつの方法が、

【世界目線】で資産配分を行っている
バランスファンドを利用することでしょう。


世界経済インデックスファンド」や、
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」は、
最初から【資産配分】が決まっています


その【ポートフォリオ】は
「えっ!こんな大胆に
国際分散投資しちゃっていいの?」
というくらい、世界目線 であるはず・・。

あなたが「コース料理」を頼むと、
サラダやスープも自然に
食べないといけないように、

上記のような
『バランスファンド』を選んでしまえば、
あなた自身の『ホームバイアス現象』を
自動的に矯正してくれることになるのです・・。

似顔絵




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