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ゴールキーパーなのに、動かないの?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

サッカーの試合を観ていると、
時々「ペナルティーキック」の場面になります。

キックする人と、
ゴールキーパーが
『一対一』で向き合っている、あれです。

お互いの距離は想像以上に短く、
キッカーとゴールキーパーの間は、
12ヤード(約10.97メートル)しか
離れていません。

そして、
およそ8割の「ペナルティーキック」は
成功するそうです。
でも、2割も失敗するのですね・・


あなたは今、
ゴールキーパーです・・。

このペナルティーキックを防ぐには、
キッカーがボールを蹴る前から、

「右に蹴るのか、左に蹴るのか」
おおよそ見当をつけないといけません。

そして、右か左に思い切って
体を移動させるのです。
(何しろ10.97メートルしか
離れていないわけですから・・)

はい。
今の文章はとても正しく聞こえますね。


soccer_goalee.png


ただし、別の事実があります。
ペナルティーキックの3割近くは、
ゴールの真ん中あたりに向けて
蹴られるのだそう。

(そうなんですね!)

これって、
そこそこ高い確率だと思いませんか?

とすると、
ゴールキーパーは、
右、左に動くことはもちろん、

真ん中に居ることも
考慮に入れないといけません。


実はここからが面白い(笑)

(本当は)ゴールキーパーは
真ん中に居ることも考えないといけないのに、
9割以上、右か左に動いてしまいます。

※ 3割近くのキックが、
ゴールの真ん中あたりに
蹴られているにも関わらず・・。


「どうして真ん中に居続けることが
難しいのでしょう?」

(だんだん投資の話に近づいていますよ(^^;)

キーパーが真ん中に立ったままでは、
おバカさんに見えてしまうから?

「おい、カンくん、
ぜんぜん仕事してないじゃん」
と思われてしまうから?

キーパーは動くことが『仕事』だという、
強い意識があります。


私たち、投資家も、
そのような『観念』に縛られているのです。

たとえば、
ベネズエラが国家破たんしてしまい、
大量の難民が発生し、
アメリカダウ平均が20%下落してしまったら・・。

マーケットの中に
居続けることが、
(=何もしないことが)、

投資家として、
(やるべきことがあるのに)
何もしていないように思われる?

(= おバカさんと思われてしまう?)


そこで、
多くの投資家は
動いて・しまうのです。

右に。
左に。

このように行動(アクション)を
起こしていると、

投資家として
「何かやってるよね」と思われるので、
それが正しい行動であると
勘違いしてしまうのです・・。


実際は、
マーケットが急変するとき、
右に左に動いてしまうと、

(動かず静観し続ける場合よりも)
悪い結果になる場合が多いのです・・。

(わたしは相談事例の中で、
それを数多く見てきました)

投資の現場では、
「動くことよりも、
動かないでいることのほうが
何倍も難しい」のです・・。

似顔絵




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