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純資産額が右肩上がり ⇒ 安心の印です


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

さて、いきなりですが、

投資信託にとって、
もっとも重要なことって何ですか?


「成績」!

なるほど・・。
これ、もちろん重要です。

でも、ファンドの「成績」って
みずものですよね。
(下がるときは、無情に下がってしまいます)

それより、
そのファンドを
どんな人が買っているのか。


つまり、
ファンド保有者の属性を知ることが

より重要だとわたしは思います。


一例を挙げてみましょう。
ブラデスコ ブラジル株式オープン」の
純資産額の推移です(肌色のほうです


FundChart9.gif

このファンドは2010年2月の設定。

設定当初から、
純資産額は瞬く間に500億円近くに!
(超右肩上がり!)

(要は)新発売のファンドを
なんとなく買った人が「たくさん」いたのです。


それが、
ファンド成績の低迷も相まって、

(このグラフは2012年以降のものなのですが、)
2013年時点で
純資産額はもう100億円もありません・・。


「あー、ファンドの値段、どんどん下がってるよ!
なにがワールドカップ、オリンピックよ!!
もうこんな投資信託売ることにするわ」的な、
解約が山ほどあったことが容易に想像できます。


あなたは
そういう保有者の集まりである
「ブラデスコ ブラジル株式オープン」の
『仲間』に入りたいと思いますか?


NO、ですよね。

投資信託で大切なことは、
もちろんファンドの『運用哲学』ですが、

それを補強するのも、
台無しにするのも、
どんな人がそのファンドを買っているか、なのです。


一方で、
良質なファンド保有者が、
長くそのファンドと付き合い続けている・・。
これってまだ日本では稀有な例でしょう。

『具体例』を挙げてみます。

投信ブロガーのrennyさんは、
誰よりも長くかつ継続的に
セゾン投信』をウォッチしている人のひとりです。

rennyさんのブログを見ると、
セゾン投信ウォッチ』というカテゴリーだけで、
ナント180本も記事を書かれているのです。

その中の最新記事
セゾン投信ウオッチ 2017年9月号』を
見てみましょう。


すると、10年超にわたる、
セゾン投信の口座開設者の推移
(月ごと)が分かります。

ほんとうに毎月毎月の積み重ねで、
口座保有者が『12万人』を超えてきたわけですね。

また、以下は、
セゾン投信のサイトに載っている
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」の
純資産額の推移です(過去10年・・)


純資産額推移


見事な右肩上がりです!

良質なファンド保有者が、
長くそのファンドと付き合い続けているから、
こうなるのです。

そして、新たなファンド保有者が
コンスタントに増えているから、
こういうグラフになります。


また、ファンドの成績のアップダウンに関わらず、
『純資産額』が大きくブレていないのはなぜでしょう?

答え)
多くのファンド保有者が
つみたて投資』を行っているためです。

実際、当オフィスのお客様から、
こんな話を伺ったことがあります。
(セゾン投信に電話をしたときのことです)

「100万円ほど使う用事のないお金があるのだが、
一度に投資したほうがいいだろうか?」


と聞くと、

セゾン投信の電話口の人は、

「毎月定額で積み立てられたほうがいいですよ」
と言ってくれたそうです。


(※ わたしもまったく同意見)


banner1.jpg


また、以下は『ファンド情報』(第249号)という
雑誌の中で知ったのですが、

セゾン投信では
つみたて金額の減額や、
つみたてプランの休止のための
資料請求がされたりすると、

『積み立ての極意7カ条』を同封して、
お客様に再考を促す努力もされているのだそう。

そこには奇をてらったことは何もなく、
顧客に寄り添う『基本姿勢』があるだけです。

『ファンド情報』(第249号)の中には
以下のような記述もあります。

「合理性より、顧客の心の安定や
運用会社に対する信頼こそ重要だと考えている」


このセリフが出てくるメーカーさんって、

投資信託という商品が
『時間』の産物であることが
よーく分かっているのだと思います。


ちょっと考えてみてください。

★ ファンドそのものの姿勢、
そしてファンド保有者のキャラクターが
長い歳月の中で醸成されれば、
それが・そんなに・簡単に・変わることはありません。

投資信託という商品は、
【長く・同じ姿勢で存続してくれることが】
何より重要なのです・・。


バラつみ投資バナーたて

新刊では↑「セゾン・バンガード・・」も
お勧めファンドのひとつとしてご紹介しています。



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