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つみたてNISAの出口戦略ってけっこう難しい? その2)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

前回」の続きですよ。

※ 今からお話しすることは、
『つみたてNISA』の制度に
今後変更がなかった場合、
という「前提」です。


さて、まずは
今年、30歳のあなたを具体例に挙げて
お話ししてみましょう。

「つみたてNISA」のイメージ図は
以下の通り。

つみたてNISA
大和総研さんのレポート
税制改正大綱―積立NISA の創設等』より引用

どうでしょう?

2018年に入れた40万円分が
ちょうど【20年の満期】を迎えるのが、
2037年末です。

あなたが50歳のとき・・。

2019年に入れた40万円分が
ちょうど【20年の満期】を迎えるのが、
2038年末です。

あなたが51歳のときです・・。

このように見てみますと、
(今年30歳になる)あなたの50代って、

「つみたてNISA」で
積み上げた運用資産を
断続的に利益確定していく月日となります。


image.jpg


実は『つみたてNISA』という
窓口だけを見た場合、

たとえば、
今年45歳を迎えたあなたが、
わりと使いやすい『仕組み』といえるのです。

なぜなら、
2018年に入れた40万円分が
ちょうど【20年の満期】を迎える2037年末。
あなたは65歳になります・・。

2019年に入れた40万円分が
ちょうど【20年の満期】を迎える2038年末、
あなたは66歳に・・。


★ つまり、
【つみたてNISA】で起こる
断続的な【20年の満期】と、

あなたのセカンドライフ
(= 解約したお金を
直に使っていくニーズ有り)が、

ちょうど【シンクロ】するわけです。

(※ ただし、つみたてNISA内での
利益の大きさに捉われず、
規則的に・同じような金額を
粛々と解約していくという『前提』ですよ・・



10-emag-WP-friendship-iStock.jpg


では、
今年30歳のあなたはどうなのでしょう?

「つみたてNISA」で問題となってくるのは、

あなたが52歳、53歳、54歳時などで
解約した「資金」を、
どうするのか?ということ。


あなたはまだバリバリ働いていますから、
別にその「お金」って必要ないわけです。

ちょっと具体的に、
50代を通じて、
毎年断続的に、
何十万円のお金が入ってくる様を

想像してみてください!


解約したお金を、
じゃあ「特定口座」に入れて、
また同じ投資信託を買いますか?

一度に?
それとも、毎月3万円というふうに
また積み立てていきますか?

でも、56歳とか57歳になると、
(仮に65歳を「定年」とすると)、

またつみたて投資をするっていうのも
(もしかすると)微妙かもしれません・・。


ここには、
ひとつの絶対的な『答え』が
あるわけではありません。

(※ 今はあくまで、
今年30歳の人に宛ててお話ししていますよ。)

わたしはひとつの考え方として、
50代~60代で
断続的に解約した「お金」は、
そのまま【安全資産】として
積み上げるのもアリだと考えます。


★ なぜなら、
あなたは『つみたてNISA』のみで
資産運用を行うわけではないからです。

仮に、
「特定口座」(あるいは+「iDeCo」で)
メインの運用をしているとすれば

かつ、
「特定口座」(あるいは+「iDeCo」)での
ポートフォリオが変わらないとすれば、

今年30歳になるあなたが、
50代~60代で
「つみたてNISA」で
断続的に利益を確定していくことで、

(トータル資産内では)
【安全資産】を積み増すことになります。


Challenge-1024x584.jpg

これってちょうど、
定年退職』という、
定期収入が途切れる「デッドライン」に
向けて、

無理なく【安全資産】の割合を逓増させ、
結果として
背中に背負う【リスク量】を逓減させていく
うまい方法になり得ると考えます・・。


以下の記事にも書きましたが、
「つみたてNISA」も
「特定口座」も
「iDeCo」も、

ただの窓口に過ぎません。

自分自身の状況を
メイン(主人公)】として捉え、

複数の制度(窓口)を
冷めた目で見て、
自分に合ったカタチでうまく活用する、
という心構えが必要でしょう・・。

◆ 関連記事
特定口座、iDeCo、つみたてNISA、三重奏を奏でる前に・・】


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