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仏教とインデックス投資


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

その昔、バックパッカーで
インドを放浪していたときに、
「サルナート」に行ったことがあります。

仏教の4大聖地のひとつであり、
お釈迦さまがはじめて
『説法』を行った場所として知られています。


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(と云っても)わたしは
まったくの「無宗教」なのですが・・(^^;)

なんと言いますか、
物事の有り様の体系(= 哲学)で見ると、
仏教って、宗教というより、
生き方の型(かた)のような気がするのです。


たとえば、
「諸行無常」ということば。

この「無常」とは、

『存在するものは、
絶えず移り変わっていると悟る心』

を指します。

ん?

【存在するものは、絶えず移り変わる?】


これってまさに、
私たちが対峙する
マーケット』(市場)そのものです。


今、「対峙する」と言いましたが、

仮にひとつの土俵の上で、
「あなた」VS.「市場」と
イメージしてしまうと、

文字通り「対決」の構図に
なってしまいます・・。

より儲けたいとか、
損をするのが恐いとか、
自分の『気持ち』が高じてくると、

何を選び、いつ取引するかに
【執着】するようになります・・。

(つまり、自分の存在
どんどん大きくなってしまうのです)


そうではなく、
つまり、
市場と対峙するのではなく、

不条理に動く市場(マーケット)の片隅で、
じっと傍観する個人であること。

「カンさん、傍観って
何もしないのですか?」


いいえ、
市場全体に
投資をし続ける
という意味ですよ。

市場の動きは、
自分の思い通りにならないと知りながら、
市場にずっとコミットし続けるわけです。

(なんというか、『達観する』?)


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これは、
英語的に言うと、
⇒ I want や、I do の世界から、

「委ねる」
⇒ Let it go、Let it be という
考え方にシフトすること・・。

そういえば、
Let it go は、
一時『アナと雪の女王』で流行りましたね(^^)

Let it go は、
「ありのままに。」
というより、

「あるがままに。」
というほうが、
意味合いとしてより正しいと思います。


仮に「市場平均」が
A社、B社、C社、D社、E社で
構成されているマーケットがあるとしましょう。

市場全体から見ると、
それぞれの会社の大きさの比率は、

A社 40%
B社 30%
C社 15%
D社 10%
E社  5%


となっています。


『時価総額の比率』で
市場全体を持とうという投資、
すなわち【インデックス投資】では、

A社 40%
B社 30%
C社 15%
D社 10%
E社  5%


という【比率のまま】、
5社の株式を持つわけです。

これが典型的なインデックス投資・・。


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でもこの比率って、
【固定】ではありません。


市場(マーケット)は
毎日開いていて、
5社の株価は毎日変わります・・。

『存在するものは、
絶えず移り変わっている』
わけです。


仮に1年くらい経って、
A社の株価が暴落し、
E社の株価が暴騰した結果、

A社 20%
B社 30%
C社 15%
D社 10%
E社 25%


というふうに、
各社の市場全体に対する
『比率』が変わっていたとしましょう。


でも、あなたは
動いていないわけです。


動いたのは?
市場(マーケット)のほうですね。

あなたはただ持ち続けるだけで、

A社 20%
B社 30%
C社 15%
D社 10%
E社 25%


という【市場全体】を
捉えるに至っているわけです。

これが、
『時価総額の比率』に沿って
市場全体に投資する マジック です。


『時価総額加重平均』に基づく
インデックス投資は、

絶えず移り変わる市場そのものを、
過不足なくフォローし続けることに他なりません・・。


Let it go
「あるがままに。」

これを愚直に続けることが、
【インデックス投資】の本質なのです。

インデックス投資の利点は、
市場全体に投資ができること、
のみでなく、

世の中の変化に、迅速に
付いていけることだとわたしは思います。


似顔絵




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