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ビットコインの急騰で個人的に思うこと


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

どんなバブルにも【象徴】があります。

1980年代後半から
90年代初頭にかけての日本のバブルは、
「不動産」の高騰によって、
シンボライズされます。

ITバブルとは文字通り、
ハイテク企業のPERが1,000倍、
2,000倍と買い上げられた「狂喜」そのもの。

今でも思い出すのが、
グローバル・クロッシング」という会社です。

光ファイバー事業に従事しており、
当時メディアなどで
大々的に取り上げられていました。

わたしはこの会社の株式を
本気で買おうと思っていたふしがあります。
(が、2001年に同社は倒産してしまいます・・)


米国の住宅バブルは
2006年~07年にピークを迎えます。

映画『マネー・ショート』では、
ちょっと怪しげな住宅ローン会社が、
移民で英語の契約書を読めない人たちに
ローンを組ませる姿が描かれています。


(考えてみれば、↑上記は
たった10年くらい前の話・・)

169100_02.jpg


そして、もし、
今回の金融緩和相場が今度も続き、
(のちのち)『バブルだった』と
呼ばれるようになるなら、

その【象徴】は・・、
ビットコイン』でしょう。


最近、
一介のFPオフィスにも、

「仮想通貨」や、
銘柄を絞り込んだマニアックな
「米国ETF」について、
問い合わせが舞い込むようになっています。

個人的には
いつか見た風景」であり、

ちょっときな臭い空気が
漂い始めているのでは・・
と思わずにはいられません。

仮に、ですが、
今の状況がさらに膨らみ
『バブル的狂騒感』を増し、
そしていつか、
その泡が弾けるのならば、

その【きっかけ】は、
『ビットコイン』の
暴落であるような気がしてなりません・・。


00_m.jpg


今、この記事を書いている時点で、
1ビットコイン(US)当たりの価格は
5,970ドルですが、

3年前には300ドル程度。
(6年前はたった2ドル程度だったのです)

(そもそも)
成熟した投資家は、

短期間で、急激に、
価格が上昇する現象に、警戒感を持ちます。


なぜなら、
価格変動の【振れ幅そのもの】を、
「リスク」と捉えるためです。

★ 山が高ければ、
谷も深くなる・・というのは、
歴史が証明している
マーケットの【一大特徴】なのです。


月並みですが、
まっとうな投資家として、

【こういう基準】を満たした
金融商品を選ぶべき、
というものを挙げてみましょう・・。

◆ 毎日「値段」が付く金融商品

毎日「値段」(=時価)が付く商品なら、
いつでも買えますし、
いつでも売ることが可能です。
(【流動性】が高くなる)

いつでも売れる(=いつでも逃げられる
ということです。

もちろん、
売買高は多いほうがよいでしょうし、

「時価」に対して
売却する価格が安すぎたり、
購入する価格が高くなりすぎたりしない、

すなわち、
『スプレッド』が小さいということも
重要でしょう。


◆「少額」から売り買いできる商品

実物の不動産投資も
魅力的に映ることがありますが、
なにせ『単価』が高すぎます。

『単価』が高い商品というのは、
広範な分散が施しにくいのです。



1616 マーケットのアップダウン


◆ 保有コストが低い商品
◆ それなりの歴史を有している商品

◆ 監督官庁がはっきりしている商品
いわゆる「公の金融商品」という意味です。

◆ 倒産リスクが隔離されている商品

「公募の投資信託」は、
その価値がゼロになる心配をしなくてよいので、
枕を高くして眠れそう・・。


最後に、
誤解があってはいけないのですが、
わたしは『仮想通貨』を
怪しいもの扱いしているわけではありません。

過去、
バブルの象徴となった資産は、
暴落はするものの、
その後、その価値を回復させています。
(全体として見た場合・・)


超長期で見れば、
国家が管理する『通貨制度』から、

『仮想通貨』のようなグローバルで
単一な『通貨システム』に、
移行していくことは間違いないでしょう。

このような破壊的創造のためには、
バブル発生→バブル崩壊→回復という
長大なプロセスが必要になるのです・・。

似顔絵




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