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チャイナ・トラッカーファンド (iShares MSCI China Trucker Fund)


こんにちは、カン・チュンド です。

株式市場という「いちば」は
・会社にとっては 資金調達の場 であり、
・運用者にとっては 投資の場 となります。

さて、わたしは先日来、
中国の企業群の「集合体」である、
市場(いちば)自体に投資をしましょう
とお話していますが、

この、中国の市場(いちば)を
定義するのが少々厄介なのです・・。

大陸中国には 深セン 上海 という
ふたつの市場があります。

中国政府は 外国人投資家のお金 も
取り込みたかったので、
「B株市場」というものを作りました。

これは、釣り堀の中に囲いをこしらえて
「外国人専用コーナー」を作ったようなものですから、
規模 がたいへん小さいのです。
(釣り堀のほんらいは A株市場 です)

B株市場 は時価総額が小さいので、
欧米の機関投資家には人気がありません。

今となっては、中国国内の運用者も
B株のいちば に参加できますから、

A株 と B株 を分けておくこと自体、
あまり意味がなくなってきています。

(ところで)中国政府 はずいぶん前から
中国企業が「裏ワザ」を使って(海外から)
資金調達することを黙認してきました。

中国企業 による
香港市場(いちば)への上場 がそれです。

H株は(シンプルに)中国の企業が
香港に上場するパターンです。

レッドチップは中国の企業が
香港に子会社を設立して、
それを上場させるパターンです。

さて、今 中国の企業は
資金調達の 意欲 に溢れています。

(ぜひとも 資金 が欲しい・・。
 今 投資 しなければいつするのだ??)

会社の 経営陣 はこう考えます。

香港という「いちば」に上場すれば、
不特定多数の投資家から 資金調達 ができる。
(しかも 海外からの資金 です)

一方、海外の運用者 にとっては
(投資対象を物色する上で)

香港という「いちば」に 上場しているか否かが
「試金石」となります。

◆ 香港市場 は中国であって、中国でない、
  湾の先に突き出た【前線基地】なのです。

(世界中の運用者にとっては)
 中国企業 に投資する「入口」となります。

(実は)この香港市場に上場する
中国企業 を中心に捉えつつ、

(外国人が投資できる)上海B株、深センB株に
上場する企業も範疇に入れた

株価指数(インデックス)を開発しているのが
MSCI(モルガンスタンレー・キャピタルインターナショナル)です。

そのインデックスの名を
MSCIチャイナ と云います。
このインデックスは 未だ 発展途上 です。

りんごで喩えると、
「中心の 蜜 の部分」と云えるでしょうか・・。

極めて的を絞った、
かつ 小柄な インデックス なのです。

組み入れ企業は現在43社 (2月23日現在 )
しかも、

CHINA MOBILE、PETROCHINA、
CHINA LIFE INSURANCE の三社で、
組み入れ割合のおよそ40.6%を占めています
(2月23日現在 )

「特定企業の影響が大きすぎる」
と揶揄されるかもしれません。

しかし、当インデックスは
いまだ 初期の姿 なのです。

中国の 株式市場 が大きく変貌するに伴って、
(インデックスの)銘柄入替え が
幾度となく行われるでしょう。

組み入れられる企業の数も
増加していくでしょう。

「いちば」はあたかも生き物のように
「衰える企業」を吐き出し、
「新たに芽吹く企業」を取り込み、
その姿を変えていきます。

それに伴って
インデックス(指数)自体も 成長していくのです。

この MSCIチャイナ の値動きに連動することを目指して
2001年の11月に設定されたファンドが

iShares MSCI チャイナ・トラッカーファンド です。
ETFとして香港市場に上場しています・・。



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| インデックス投資全般 | 11:06 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

Re: 温故知新

弊所ブログにご興味を持っていただき、誠にありがとうございます..。

| カン・チュンド | 2012/08/11 12:34 | URL |

温故知新

貴ブログに興味が湧き、最初から読んでいます。
勉強になります。

| たっくん | 2012/08/08 23:30 | URL |














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