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FPおじさんの一考!iDeCo、つみたてNISA、特定口座のケースバイケース


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

iDeCo、つみたてNISA、特定口座の三重奏って、
なんだか「ジャグリング」を想起させます。

たとえば、
特定口座とiDeCoという
『ふたつのボール』を操るだけなら、

なんとか自分で
資産配分を作って
メンテナンスする、というのは
それほど難しくないかもしれません。

これが、
特定口座、iDeCo、つみたてNISAという
『3つのボール』になるとどうでしょう?


daidougei_juggling1.png


(すみません、画像は4つです・・汗)


たとえば、
あなたは5大アセットクラスで、
組み合わせを作る人だとしましょう。

iDeCo・・「先進国株式」
つみたてNISA・・「新興国株式」
というふうに、
『税制優遇口座』では株式のみを保有。

あとの
「日本株式」「日本債券」「先進国債券」は、
特定口座で保有するとします。


運用で何より重要なのは
全体の【青写真】ですが、

たとえば、
向こう20年くらいで
投資に回すトータル資産は
一体いくらぐらいになりますか?

その際、
投資に回す全資産の中で、
仮に【3つの窓口】の「割合」が

iDeCo・・30%
つみたてNISA・・40%
特定口座・・30% くらいに
なるととしましょう。


※ 金額ベースの割合です。


意外に思われるかもしれませんが、
上記のように、
それぞれの『窓口』の割合が
拮抗していると、

(ポートフォリオにもよりますが)、
かえって管理は煩雑になります。

なぜなら、

特定口座のほうで、
「日本株式」「日本債券」「先進国債券」
だけでなく、

「日本株式」「日本債券」
「先進国債券」
「先進国株式」「新興国株式」という、

5大アセットを持たざるを得なくなるためです。

「えっ、それってなんで?」



たとえば、
資産管理のメンテナンス
(リ・バランス)
をするときを
想起してみましょう。

特に、
その投資対象(アセット)の割合が
縮んでしまったケースにおいて、

任意に、
そのアセットクラスを買い増しする、
という作業が、


基本、
iDeCo、つみたてNISAでは
できません。


【従って、どうしても
特定口座を使って、
買い増しをしてあげる必要があります。】


これも一例ですが、
コンサルティングで
資金の振り分けのアドバイスを
させていただく中で、

iDeCo・・15%
つみたてNISA・・25%
特定口座・・60% というふうに、

特定口座の割合が
高くなるケースのほうが、
意外と管理がしやすかったりします。


★ 【3つの窓口】があって、
それぞれに
うまく投資対象(アセットクラス)を
当てはめようとするケースで、

もっとも気を付けないといけないのは、

投資対象(アセットクラス)を
当てはめることを優先しすぎるあまり、

ほんらいの、
自分のリスク許容度に合った
資産の組み合わせ(ポートフォリオ)が
疎かになってしまうことでしょう。



複数のファンドを組み合わせ、
資産のメンテナンス(リ・バランス)を
自身でやろうという人の場合、

〇 iDeCo + 特定口座
〇 つみたてNISA + 特定口座という、
『ふたつのボール』のパターンでは、

ポートフォリオを作って
それをメンテナンスするのは
比較的やりやすいと思います。

しかし、
【3つの窓口】になる場合は、

一部『バランスファンド』を
用いるのも手ではないでしょうか?


DanglingMoney.jpg


バランスファンドは、
あなたの投資対象をある意味、
最大公約数化する『道具』です。

ですので、
「100%満足!」
ということはあり得ないでしょう。
(それにちょっぴり「退屈」ですし・・)

しかし、管理の手間は省けます。


何より、
【3つの窓口】で統合して
資産管理を行う場合、


たとえば、
「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」のような
固定型バランスファンドであれば、

〇 どの資産を
〇 何割くらい保有している、
ということが、
いつでも明確です。


以下、先日のコンサルティングで
実際にあったご提案例です。

〇 特定口座・・   バランスファンド
〇 つみたてNISA・・バランスファンド
〇 iDeCo・・ イ・ファンドの組合わせ



いかがですか?

つみたてNISAは
ファンドの対象が絞られますが、
最新のモノが揃っています。

特定口座と、
つみたてNISAで
『同じバランスファンド』を買う
というのは、難なく出来るでしょう。

(※ ただし、双方の窓口を、
SBI証券、楽天証券、マネックス証券で選択した場合)


iDeCoは、
窓口によっては
商品ラインアップに難がある場合が
あります。

iDeCoは、
これまで積み上げてきた
投資信託を一部売って、

別の投資信託を買い増すこと
(=リ・バランス)が難なくできるので、

この【窓口】では、
複数のファンドを組み合わせ、
自分でメンテナンスを行おうという
戦略ですね。


rebalance_2016103017494173f.jpg


iDeCoにおける組み合わせは、
できれば、

特定口座、つみたてNISAの
『バランスファンド』と同じ資産配分、

もしそれが難しいようなら、
近似した資産配分を作られることを
お勧めします。

これって、
【3つの窓口】を広く見渡し、
「基本ラクして、
ちょっとだけ楽しむ戦略」
と云えるのでは・・。

似顔絵




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