運用会社さんに改善してほしいこと2つ
こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。
先日の『投信ブロガーが選ぶ!FOY 2017』の
中でも、チラッと申し上げたのですが、
運用会社さんにぜひとも
改善してほしいことがあります。
ひとつ)
『このファンド、どこで売っているの?』
という、
販売会社の基本情報の見せ方。
すでに複数の【税制優遇制度】
(確定拠出年金、NISAなど)が存在するため、
通常の口座(特定口座)だけで、
投資が完結する人は、
少なくなっていきます。
販売会社は、
○○銀行、○○証券です。
というのは、
<通常の口座(特定口座)を想定しており、>
いかにも不十分です。
これから先は、
通常口座、iDeCo、つみたてNISAなど、
【複数の窓口】を使っていくのが
ふつうになるでしょうから、
投資信託の『基本情報』のところで、
【販売会社】
〇 通常口座・・○○銀行、○○証券・・
〇 iDeCo・・ △△銀行
〇 つみたてNISA・・□□証券
というふうに、
どこでそのファンドを買えるのかという
「包括的情報」を提示するべきでしょう・・。

仮に、ですよ・・
ABCファンドが、
【販売会社】
〇 通常口座・・○○銀行、○○証券・・
〇 iDeCo・・ △△銀行
という「基本情報」を提示していれば、
「ああ、この投資信託は、
つみたてNISAの対象ファンドでは
ないんだな。」ということも分かります。
逆に、
EFGファンドは、
【販売会社】
〇 通常口座・・○○銀行、○○証券・・
〇 つみたてNISA・・□□銀行
となっていれば、
「ああ、iDeCoでは売っていなんだ。」
ということも分かるでしょう。
ふたつ)
つみたてNISAの影響で、
新規設定のファンドが相次いでいますが、
実はそのほとんどは、
『マザーファンド方式』であり、
別に「ゼロ」からファンドを
立ち上げるわけではありません。
ただ、消費者心理としては、
新設のファンド(ベビーファンド)の
純資産額の数字が小さいと、
ちょっと心もとない気分になります。

つまり、
投資信託の『基本情報』のところで、
(できれば
純資産額の数字の下あたりに、)
マザーファンド名と、
マザーファンドベースの純資産額を
併記していただきたいのです。
そうすることで、
個人投資家の気持ちは、
ずいぶんとラクになるはずです。

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