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WSJの記事『インデックスファンドの憂鬱:ハイテク株大量保有』を読んで


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

インデックス投資が面白くないのは、
『素材』そのものに
手を加えられない点でしょう。

ですので、
日本株、先進国株、先進国債券というふうに、
「異なる『素材』の組み合わせくらい、
自分で決めたいよ。」

という気持ちはよーく分かるのです。

TOPIX(東証株価指数)との連動を目指すファンドも、
S&P500指数との連動を目指すファンドも、
もう『素材』があらかじめ決まっています。

「企業群の中身」や「その割合」について、
あなたが口を挟むことは出来ません。

ざっくり広く、
各々の会社の大きさの比率に基づき、

(指数が自動的に)
各企業の【組み入れ割合】を決めてしまうためです。

あなたは?

もう、為すがまま、任せるしかありません・・。
それがインデックス投資の【本質】なのです。


ウォール・ストリート・ジャーナルの記事
インデックスファンドの憂鬱:ハイテク株大量保有
にあるように、

ある業種の株価が
(他の業種と比して)高騰すると、
結果として、
その業種の【組み入れ割合】が高まってしまいます。

(別に、指数や運用会社が、
意図して上げているわけではありません)

逆に、
特定の業種の株価が
(他の業種と比して)大きく下がると、
結果として、
その業種の【組み入れ割合】も下がってしまいます。


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上記記事によりますと、
S&P500指数に占める、
ハイテク企業の比率は17年末現在、
およそ23.8%に上昇しているとのこと。

それはそうでしょう。

アップルやフェイスブックは
2017年の1年で、
およそ50%値上がり、

アップルの時価総額は1月16日現在、
9000億ドル近くあります。
(これって世界一です)


また、同記事によりますと、
MSCI新興国市場指数に占める
ハイテク株の比重は12月21日現在、
およそ28%です。

(1年前の23.3%から上昇しています)。

同指数の中で、
中国の「アリババグループ」や
「テンセント」の存在感は、日に日に増しています。

WSJの記事では、

一部の投資アドバイザーが、
ハイテク株の影響の少ない他のファンドへ
乗り換えることを勧めていることが
紹介されていますが、

これって、
「時流」に対する、「感情的」な
後追い行為ではないでしょうか・・。

02d928c.jpg


市場全体に投資するとは、
『平均点』を持ち続けることであり、

『平均点』とは、
良いモノや悪いモノをひっくるめた、
【真ん中】なのです。


たとえ『行き過ぎ』の部分はあっても、
自然の現象をすべてひっくるめて
持ち続けるのが、
インデックス投資の「流儀」です。

(誤解を恐れずに云えば、
『行き過ぎ』は
最初からシナリオに想定済みなのです)

何も足さないし、何も引かない。

市場そのものの成長性を見守るのが、
「インデックス投資」なのですから・・。

似顔絵




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