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フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)、2ヶ月で1900億円超の資金流出


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

大和証券投資信託委託が運用する、
『ハイグレード・オセアニア・ボンド・オープン(毎月分配型)』(愛称:杏の実)があります。

当ファンドの
運用レポート】をご覧いただくと、

2013年頃から
「基準価格」が下がり始め、
それとともに、
「純資産額」も減り続けているのが分かります。

よくよく考えてみると、
『毎月分配金が出るファンド』は、

〇 毎月お小遣いがもらえて、
かつ、
〇 自分のお金が順調に増えていく?

という【良すぎる話】を無責任に広めた
張本人といえるでしょう・・。


ほんらい、
リスク資産の収益は【不確定】なのに、

「確かな利益が、期待できる商品がありますよ!」
という、
誤った情報を植え付けた『罪』は大きいです。

ところで、
投資信託の『純資産額ランキング』で
何度も1位になっている

フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)
ですが、

昨年11月に、
およそ1044億円のお金が純流出。
12月はおよそ877億円が純流出となっています。


フィデリティ

画像元)「投信まとなび


また、『投信資料館』の
こちらのページを見ると、

昨年11月には、
「新光 US-REITオープン(ゼウス)」
の純資産額が約258億円減り、

「日興AMラサール・グローバルREITファンド(毎月)」は
その純資産額が約204億円減っています。


anxious-man-biting-nails-worried.jpg

これって一体どういうこと??



もしかすると、

「毎月お小遣いはもらえるけど、
なんだ、
自分が預けたお金は減っているじゃないか。」


と気づいた人たちが、

断続的に、
毎月分配型ファンドを
【解約】していっている現象かもしれません・・。


実際、2017年の
毎月分配型ファンドの上位100本を見ると、
(純資産額ベース)

『分配金』を減らすファンドが
(増やすファンドより)本数が多くなっています。

そもそも『分配金』を求めて
このような投資信託を買っている人にとって、
『分配金』を減らされるのは
相当なストレスのはず・・。


『分配金』が断続的に減ってきている
というのは、

そうしないと、
(基準価格が下がる一方で)
ファンド運営が
立ち行かないということですから、
明らかに【黄色信号の点滅】でしょう・・。

(実は、
「フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)」は
昨年10月までの 70円の分配金を、
翌11月から35円に減らしたのです・・)


Red Traffic Light

そう、
【毎月分配型ファンドの時代は、
終わりつつあるのです。】


わたしは、
解約する人たちで
【出口】が混み合わないうちに、
早めにファンドを処分されたほうがよいと思います。

日本の投資信託の
「分配金システム」で、
本質的におかしいと思うのは、

【元本】を取り崩して支払われるお金、
「元本払戻金」も、
『分配金』と見なしてしまっている点でしょう。


【利益】からのみ払い出しを可能にし、
そのお金のみを『分配金』と規定する。


このように法律を改正すれば、
見えてくる景色は
ずいぶん「まとも」になるのではないでしょうか。

一刻も早く
「毎月分配型ファンド」の舞台から下りたほうが、
あなたの資産は守られるとわたしは思います。

似顔絵




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