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『金利』でお金の柔軟体操をしよう!


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

「お金のことって苦手です。」


そういう人は案外多いです。

この場合、
『金利』という道具を使って、
ちょっと柔軟体操をしてみることを
おススメします。

たとえば、
あなたはご両親、
お祖母ちゃんなどから、

「郵便貯金はいいわよ!」


という話を
聞いたことがありませんか?

昔は郵便局の定額貯金に10年預けていたら、
お金が2倍になったこともありました。
(ホントです!)

なぜかというと、
「世の中の金利」が高かったからです。


私たちがお金を増やす場合、

『金利』を
脚立(きゃたつ)でイメージすると
分かりやすいかもしれません。

これ!

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高い『脚立』のほうが、
より高いところまで手が届きますよね。

★ 金利が高いときは、
できるだけ『長い』『固定金利』の商品に、
お金を預けるのが、
庶民の知恵だったのです。



相談業務の中で(今でもたまに、)

昭和63年~平成2年頃の
終身保険や個人年金保険を
拝見することがありますが、

こういう保険の類も、
『長い』『固定金利』の商品ですから、
金利が高いときは、 
まさに「入って正解!」だったわけです。


で、カンさん今は・・?


はい、今は「真逆」ですね。

金利が底を這っていて、
ほとんど『ゼロ』です・・。

金利がほぼゼロのときに、
『長い』『固定金利』の商品を買うのって
どうなのでしょう?

<それ、いちばんやってはいけないこと。>

それってまるで、

「ワタシ10年も20年も
超低い脚立(きゃたつ)でいいんです!」
と宣言しているようなもの・・。



金利が低くて低くて
どうしようもないときは・・、
『変動金利』の商品でよいのです。

たとえば・・、
個人向け国債10年もの。

(毎月、新発売のものが出ています。
1万円以上、1万円単位で買えます)

この先も、
ずっと金利は低いままかもしれません。

しかし、
世の中の金利が上昇したときには、
その恩恵を受けることができます。

(『長期』『固定』の商品だと、
低い低い金利に
ずっと縛られることになってしまいます・・)

以上は、
お金を増やすときのお話。


次は、お金を借りるときですよ。

あなたがローンを組んで
お金を借りるなら、
『金利』をハードルとイメージすべきでしょう。

これ!
gatag-00003203.jpg
「だったら出来るだけ低いハードル
(低い金利)のほうがいいや。
やっぱ住宅ローンは変動金利で借りよう!」

ん?
たしかに一見、理に適っているようです。

(実際、固定金利より、
変動金利で住宅ローンを借りる人のほうが
圧倒的に多いのです)


住宅ローンは「超長期」にわたりますから、
今の時点で
【変動 VS. 固定】でどっちが有利なのかは
分かりません。

しかし、ひとつだけ
明らかな『違い』があります。

それは・・、

★ 変動金利では、
金利の変動リスクを『借り手』が負います。

固定金利では、
金利の変動リスクは『貸し手』が負います。



ココ、よーく考えてみましょう。

今、金利が低くて
『ゼロ』を這っているわけですから、

当面の金利変動リスクとは、
金利が上昇していくこと」に他なりません。

仮に、
あなたが【変動金利】でお金を借りたとしましょう。

しばらく経って・・、
おっと。金利が上昇してきましたよ!

★ この『変化』に対して、
貸し手である「銀行」は
リスクを負いません。


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なぜなら、

〇 預金者に支払う金利も上がるでしょうが、
〇 変動金利でお金を貸しているので、
もらえる利息も増えるからです。

<そう、貸し手の立場に立って考えると、
イメージがしやすくなりますよ。>



「銀行」の立場に立つと、
固定金利でお金を貸すリスクが
見えてくるはずです・・。


仮に、です。

世の中の金利が上昇し続けて、
預金者の人に支払う金利(預金金利)が
上がってきても、

(住宅ローンが固定金利だと)
貸し出す金利は文字通り『固定』のまま・・。

その先も
どんどん金利が上昇し、

万が一にも、
預金金利 1.7%
住宅ローンの固定金利1.6%みたいな状況になると、

これはもう、
完全な『逆ザヤ状態』です。


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ほんとうは、
貸し手って
固定金利では貸したくないわけです。


(じゃあ、借り手は?)

今は『金利』がほとんどゼロで、
かつてないくらい
変動金利と固定金利の差が
縮まっているわけですから、

固定金利で借りられたほうがいいと
わたしは思います。

(あっ、お金を増やすほうは
変動金利なのですよ・・)

『金利』について考えることは、
マネーの第一体操です(^^;)

似顔絵



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