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20年ふた昔と感じる「外国株式インデックスファンド」小史


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

1999年、
まだFPとして開業する前ですが、

神戸の書店で
投資信託四季報』なる本を見つけました。

これです。


IMG_1537.jpg


わたしはこの本を読んで、
日興アセットマネジメントの
パレット」という投資信託を知りました。

ノーロードで、
(しかも)直販で、
けいぞくコストも当時としては格安な、
「インデックスファンド・シリーズ」でした。

同シリーズ内の、
〇 海外株式インデックス(ヘッジなし) 
〇 海外株式インデックス(ヘッジあり)

とも、
運用管理費用がナント
年0.82%(税込)だったのです!

(あれ、驚いてませんか?)


ところが運用期間が
10年に限られていたので、
(1998年~2008年)

わたしは結局、
『MSCIインデックス・セレクト・ファンド コクサイ・ポートフォリオ』という、
外国株式インデックスファンドを買うことにしました。

(運用管理費用 年0.945% (税込)

この『コクサイ・ポートフォリオ』のファンドと、
『ステート・ストリート外国株式インデックス・オープン』(運用管理費用 0.9975%(税込)のどちらにしようか、

当時のわたしは悩んだものです。


あっ、
0.9%台でも
その時はぜんぜん
「コストが安い!」と感じていたのですよ。

(また、当時は
インデックスファンドでも、
購入時手数料がかかるのが
「ふつう」だったのです・・)



その後、わたしはFPとして
細々と仕事をこなす中で、

複数のお客様に
運用の窓口として、
「野村ファンドネット証券」をお勧めしました。

同社は投資信託のみを扱う
当時としては画期な証券会社で、

たとえば、
PRUマーケット・パフォーマーシリーズ』のような、
低コストのインデックスファンドも
複数取り揃えていたのです。

(しかし、2003年に
「野村ファンドネット証券」は
廃業することに・・(-_-;)


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ちなみに、
PRUシリーズのひとつ、
『PRU海外株式マーケット・パフォーマー』の
運用管理費用は
このとき年0.84%(税込)でした。

(そういえば、
PRUシリーズの中の、

『PRU国内株式マーケット・パフォーマー』
『PRU国内債券マーケット・パフォーマー』の2本が、
今年3月で「繰上げ償還」されるそうです。
時代の移ろいを感じずにはいられません・・)


それからまた時は下って、
2005、2006年頃。

わたしは
FPの仕事だけでは食べていけず、

確定拠出年金(企業型)
「導入時説明会」の
講師の仕事を下請けで行っていました。

「うわぁー、羨ましい!」と
感じたのが、

企業型DCの
「商品ラインナップ」の中で、
ときどき
運用管理費用が0.2%台
インデックスファンドを見かけたときです。


そして、こう思いました。

なんでここに流通している
インデックスファンドが、
一般には買えないんだろう
」と。


その後、
2008年に
住信アセットマネジメントの
STAMインデックスシリーズが出てきて、

たとえば、
「STAM グローバル株式インデックス・オープン」では、
運用管理費用が
0.777%(税込)まで下がってきたのです。

「カンさん、それからあとは?」
  ・
  ・
  ・
  ・
(ちょっと割愛しますね (^^;)


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今現在(2018年)では、

「国内債券」
「国内株式」
「外国債券」
「外国株式」とも、

インデックスファンドの
運用管理費用は0.1%台になり、

この20年近くを振り返ってみると、
あまりの変化の大きさに感嘆することしきりです。


ただし、
米国とは異なり、
日本では

(純資産額の増大より先に)
インデックスファンドの
コストが下がってきており、


これから先、
投資家の裾野がうんと広がり、
純資産額がより潤沢になるという、
よりよい『変貌』を遂げないと、

超低コストゆえに、
複数の運用会社が
コスト倒れになる可能性があります。

まだまだこの
『超低コストのインフラ』は、
もろい基盤の上に立っているのです。

似顔絵



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