180日という名の分水嶺・・
こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。
ちょっと1ヵ月前に戻ってみてください。
気温はどうでしたか?
朝から「寒いな・・」と感じながら、
身支度して、
マフラーも巻いて手袋もして、
文字通り身構えながら、
最寄り駅まで歩いていませんでしたか。
わたしは寒さが【超苦手】なのですが、
真冬の時期は、
たとえ180日後には、
真夏になると分かっていても、
うだる暑さのことなど、
きれいさっぱり忘れています(^^;
季節が移ろう【時間】とは、
ほんとうに不思議なもの。
実は投資も同じです。
あなたの心象風景として映る
【時間】には、
実は大きな節目があります。
それは、
投資を始めて
6ヶ月(180日)程度までの時間です。
誰でも同じだと思いますが、
投資を始めた当初は、
毎日毎日「ファンドの値段」
そして「損益の金額」が気になるものです。
★ そう、
人生の中で、
自分と投資の距離が
【いちばん近い時期】と云ってよいでしょう。
毎日のようにログインして、
資産管理画面をチェックし、
ハラハラどきどき・・。
ちょっと嬉しくなったり、
勝手に慌てたり・・。
あっ、これって
きわめて【正常】なことですよ。
(誰もが通る道なのです・・)
しかし、
6ヶ月(180日)程度経つと、
ネット証券に
ログインする回数が減り始めます。
知らず知らずのうちに、
投資という行いに慣れ、
投資と心理的に
『距離』を置き始めるのです。
これって・・?
(もちろん良いこと!)
自分の投資のやり方を決め、
それを実行し、
まあ、やるべきことはやったのだから、
あとは【時とマーケットに任せるしかないな】
という、
いい意味での「達観」「すっきり感」が
出てくるのです。
ココ、
長期投資を↑続けるための、
とても大切なプロセス・・。
180日とはまさに、
あなたの関心、
知的好奇心、
ハラハラどきどき感が、
クールダウンし始める『時間の尺』なのです。
しかし、です。
投資の【決定プロセス】が、
自分の中で腹落ちしていないと、
最初の6ヶ月(180日)の中で、
あれこれ情報を受け入れすぎ、
〇 これも買っておこう
〇 こっちのファンドもいいかもしれないと、
金融商品の【保有本数】が、
むだに増えてしまったりします。
つまり、
当初の180日を
無事平穏に過ごすためには、
最初の【スタイル決定作業】に、
ある程度時間を費やすことが
やはり重要なのですね・・。
