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つみたてNISAから『取り崩し』開始? iDeCo、特定口座はどうする?(山本さん、32歳の場合)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

つみたて投資とは、
そこにずっと在り続ける
『空気』みたいなものです。

山本さん(32歳)が、
iDeCo、つみたてNISA、特定口座を用いて
資産運用を続けて、

―ずっとずっと先の話ですが、―

自身の運用資産を、
『どんなふうに取り崩していくのか?』を、
ちょっとだけ覗いてみましょう。


山本さんはずっと、

「日本株式ファンド」  10%
「新興国株式ファンド」 20%
「先進国株式ファンド」 30%

「日本債券ファンド」   20%
「先進国債券ファンド」 20%


という【ひとつのポートフォリオ】を、

3つの『窓口』
(iDeCo、つみたてNISA、特定口座)に当てはめ、
運用を続けてきました。


具体的には、

〇 iDeCoの窓口では、
「日本株式ファンド」
「新興国株式ファンド」を、

〇 つみたてNISAでは、
「先進国株式ファンド」を、

〇 特定口座では、

「日本株式ファンド」 
「新興国株式ファンド」 
「先進国株式ファンド」
「日本債券ファンド」 
「先進国債券ファンド」 を

保有しています。

(※ トータルの運用資産のうち、
「特定口座」に占める割合が
そこそこ高いため、

結果として、「特定口座」で
すべてのファンドを保有しています。
リ・バランス」も特定口座で実施・・)


そして、
月日はあっという間に流れ、
山本さんは今、51歳に・・。



illust2801.png


ちょっと顔には「たるみ」が?
(心なしかシミも出ていますよ)


「我ながら、よくここまで
運用を続けてきたものだ。」


そういえば、
51歳というのは、

山本さんが2018年に
つみたてNISAをはじめて
ちょうど【20年目】に当たる年・・。


img_9e6205ab472f304ab70ae5a8b812ed1983049.jpg

画像元)ZAi ONLINE


そう、今2037年なのです!

つみたてNISAで
最初(2018年)に入れた
「投資枠」について、
20年の『非課税期間』の満期が来ています。


仮に『非課税』というメリットを
しっかり享受するなら、

今年、2037年から、
毎年、断続的に

「先進国株式ファンド」を
解約し続けることになりますね・・。

「やっぱ、非課税って嬉しい!」


ん・・・?

でも、
(iDeCoや、特定口座では)
まだ取り崩しはしないですよね。

(だって)まだ51歳ですから・・。


仮に、つみたてNISAのみを
断続的に売っていくと、

★ 【ひとつのポートフォリオ】の中で、
「先進国株式ファンド」のみ、
その割合が減っていくことになります。

(と同時に、債券:株式で見ても、
株式の割合が減っていきます・・)


img_9e6205ab472f304ab70ae5a8b812ed1983049.jpg


また、図表を見ると、

今年(2037年)で
つみたてNISAからの「つみたて」は
【終わり】であることが分かります。

来年(2038年)、
山本さんが52歳の年からは、

iDeCo と特定口座という
2つの『窓口』からの
「つみたて」に変わるわけです。


(ちょっとだけ考えてみましょう・・)

今年、2037年から
つみたてNISAで
「先進国株式ファンド」を売っていく分、

たとえば、
『ポートフォリオ』のリ・バランスを、
わざと先進国株式多めにするって
可能ですね。

またあるいは、

2038年からの「つみたて」の
『配分割合』を、
わざと先進国株式多めにする、
ということも出来るでしょう。

(上記の作業を継続的に行うことで、
つみたてNISAのみを
先行して売っていくことは正当化できます・・)

でも、売ったとしても、
(そもそも)「そのお金」を
使う用事があるの・・? ← ココ、問題。


28-3枚の札


大元に帰れば、
【資産管理の仕方として】、

つみたてNISAの『20年』に
捉われすぎず、

〇 iDeCo 、特定口座、つみたてNISAの
取り崩しの時期】を、
おおむね揃えてあげることのほうが、


わたしは効率的だと思います。


山本さんは、
少なくとも、
50代のうちは、

つみたてNISAの
『非課税期間』が切れても
売ってしまわずに、

【特定口座】に戻してあげて、
運用を続けたほうが
管理がしやすいと考えます。


img_9e6205ab472f304ab70ae5a8b812ed1983049.jpg


この図表では、

『非課税期間』のあと
【課税】と記されていますが、
これは舌足らずで、

たとえば、
2018年に入れた「40万円」が
2037年末に「70万円」になって、

その状態で
ファンドを『特定口座』に戻したら、
ファンドを70万円で取得した】と
見なしてくれるので、

そのあと、
ファンド価値が「90万円」になって
売却したとしても、
利益は「20万円」のみとなります。


また、

〇 iDeCo 、特定口座、つみたてNISAの
取り崩しの時期】を、
おおむね揃えてあげる


という『原則』に立てば、

iDeCoも「年金形式」で
もらっていったほうが、

【毎年、トータルで
いくらくらい取り崩すか】が、
分かりやすくなりますね。


楽天証券(iDeCo)
給付のページ』を見ると、
イメージが掴みやすいと思います。

年金形式』で受け取る場合
(年2回。受給回数20回のケース)
※ 毎回「受給額」は変わります。

年金形式 イメージ

画像元)楽天証券(iDeCo)

何ごとも『バランス』が大切ですね!

◆ 関連記事
FPおじさんの一考!iDeCo、つみたてNISA、特定口座のケースバイケース
iDeCo使って、つみたてNISA使って、そのときどうする?

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