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楽天・インデックス・バランス(DC年金) 、世界株15%、世界債券85%のナゼ?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしはとよぴ~さんの
こちらの記事で知りました。

楽天・インデックス・バランス(DC年金)が登場!資産形成後のスイッチング有力候補ファンドか!?

楽天投信投資顧問が、
「楽天・インデックス・バランス(DC年金)」を
新規設定します。
(運用開始予定は5月25日)

このような低コストのバランスファンドの登場は
大歓迎なのですが、
いくつか「?」が浮かんだので挙げてみます。


1.どうして中身が
世界株式15%、世界債券85%なの?


(正直)分かりません・・。

ちなみに、当ファンドは
「ファンド・オブ・ファンズ形式」であり、

その中身は、
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)が
15%。
(年間経費率は0.10%です)

そして、
バンガード・グローバル・ボンド・インデックス・ファンドが
85%。

ちなみに
Vanguard Global Bond Index Fundの
ファクトシートはこちら

(3月31日時点の組入れ銘柄総数は
9,594であり、なんとVTよりも多いのですね。
また当該ファンドは円ヘッジ有です。
年間の管理報酬は0.15%)


banner1.jpg


これに、
外付けの
楽天・インデックス・バランス(DC年金)そのものの
管理費用が加わり、

トータルの運用管理費用は
年0.2078%程度となる見込み(税込)

わたくしの記憶によると、

ETFとインデックスファンドを
組み合わせた
ファンド・オブ・ファンズ』って、
これまでほとんどなかったのでは?


2.どうして、
楽天・バンガード・ファンドの
名称になっていないの?


楽天投信投資顧問は、
『楽天・バンガード・ファンド』の
ページを作るくらい、

バンガード社との共作をアピールしています。


『楽天・バンガード・ファンド』は
つみたてNISAを意識して
開発されていますが、

今回の
楽天・インデックス・バランス(DC年金)は、
その名の通り、
DC(確定拠出年金)専用です。

『楽天iDeCo』に
ラインナップされるのでしょうが、

ここで、
世界株15%、世界債券85%のナゼが
(もしかすると)見えてくるのかも・・。


Change-.jpg


楽天さんは(もしかして)
楽天iDeCoで
すでにラインナップされている、

「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」に
遠慮されているのではないですか?


全世界株と全世界債券で
『バランスファンド』を作るなら、
50:50が王道であるはず。


★ それは、
日本人に合った
リスク選好度を模索する中で、

図らずも
「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」
自身が、多大なエネルギーを注いで
実証してきたことなのです。

(ぜひ「50:50」を出してください!
ここは誰かに忖度するのではなく、
消費者の利益を最優先させるべきでしょう)


3.入り口が3つに分かれると、
みんなそれぞれで頑張っちゃう。


今のがいい例ですが、

金融機関は、
「つみたてNISA」という入り口では
こういう特色を出して
こんな商品を作って・・、
と頑張っちゃう。

「iDeCo」は「iDeCo」で
こういう特性を生かして
こういう商品路線で行こうと
また別の商品を考える・・。

でも、ちょっと待って!

ほんらいは、
「入り口」は複数に分かれていても、

それぞれで買える商品を
【共通化】していくことが、
消費者の利便性に寄与することでは?


金融機関の頑張る方向性が
ちょっとずつズレていきそうで
心配な今日この頃です・・。

(※ ちなみに3つの入り口とは、
つみたてNISA、iDeCo、特定口座のことです)

◆ 参照記事
バランス型ファンドの進化。あっ、それが『第二世代』ってこと?

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