iDeCoをきっかけに、パートナーに投資に興味を持ってもらう方法(ただし、中期戦になりますよ)
こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。
パートナーが
自分とまったく同じ方向を向き、
自分と同じくらい
投資に興味を持ってくれているなんて、
(実は)滅多にないケースです。
ふつうはパートナー同士でも、
お金に対する価値観や、
投資という行いに対して
【温度差】があるもの・・。
いちばんよくあるケース・・)
パートナーが
「投資」に対して
全然興味がない・・。
では、
そのようなパートナーに、
どうしたら投資に【興味】を
持ってもらえるのでしょうか・・?
(※ この問題は、
あなたの兄弟姉妹、
ご友人、職場の同僚などにも
【応用】していただけるはずです)

自分が大切に思っている人に、
自分と同じ「感覚」「フィーリング」を
持ってほしい・・。
そのお気持ちはよーく分かります。
あなたからすれば、
「投資って、実は〇〇なんだよ!」
と声を大にして
真実を伝えたいはず・・。
でも、です。
同じ感覚を【共有】したいと
願えば願うほど、
どこかに「焦り」が生じる可能性があります。
(ひと言だけ、いいですか?)
「 焦りは 禁物 です。」
パートナーといえども、
あなたとはまったく違う
嗜好、考え、背景(バックグラウンド)を
持っているわけです。
とくに『投資』は
お金が絡んでくるため、
〇 なるだけ慎重に、
〇 時間をかけて、
少しずつ少しずつ「伝える」ことが大切です。

誤解を恐れずに言えば、
【熟考された、長いシナリオ】が
必要になるのです(ホントです!)
(と、なんだか偉そうに言っていますが、
わたし自身も妻に
投資信託の「つみたて投資」を
始めてもらうのに、
ナント・・10年も
かかってしまった人間です・・ (-_-;)
それでは、
パートナーが
投資に対して目を見開くきっかけになる
【ワード】をご紹介しましょう。
それは・・「節税」 Setsuzei です。
たとえば、あなたがすでに
iDeCo(個人型確定拠出年金)を
始めているとしましょう。
「iDeCo」って(ほんとうは)
税制優遇がある、
「つみたて投資」そのものですが、
ここでは間違っても、
【投資】ということばは
出してはいけません!
あなたのパートナーには、
【ふるさと納税】のノリで、
〇 節税ができるよ。
〇 税金が還ってきて得なんだよ。
という言い方をするようにしましょう。

具体的には、
パートナーに納得してもらうために、
あなたが実際「iDeCo」をやって
年末調整した(あるいは確定申告した)結果、
〇 所得税がこれだけ還ってきたよ。
〇 ほら、住民税もこれだけ安くなるんだよ。
という『数字』の部分を、
パートナーに見せてあげるのです!
(これに勝るインパクトはありません・・)

もちろん1回説明しただけでは、
パートナーは
「あっ、そうなんだ・・」だけで、
スルーしてしまうかもしれません。
1年目がダメなら、
2年目、3年目も続けて話し掛けてみる。
いわゆる、
【中期戦】の覚悟が必要なのです。
上記を繰り返し説明し、
もしもパートナーが
「iDeCo」に興味を持ってくれたら、
金融商品は、
【定期預金】でいいんだよ。
とそっと呟きましょう・・。
(投資信託の話はナシですよ)
『優先順位』としては、
とにかく
「iDeCo」を始めてもらうこと、なのです。
そして、
「所得控除」のメリットを実感してもらうこと!
あなたはかいがいしく、
あなたが「iDeCo」を行っているのと
同じ金融機関への申し込みを
手伝ってあげるのです。
あっ、でも、
「掛金」はくれぐれも無理のない範囲で・・。
(iDeCoは月5,000円からスタートできます)

パートナーが
「iDeCo」を始めてさえくれれば、
〇 のちのち、
iDeCoの「掛金」は
引き上げることが可能ですし、
また、
〇 積み立てる「金融商品」を
投資信託に変更することもできます。
今の時点では、慌てない、慌てない。
最後に、
「所得税がこれだけ還ってきたよ」
「ほら、住民税もこれだけ安くなるんだ」
と、一度説明したあとに、
ダイニングテーブルの隅のほうに、
や、
の【書籍】を、
何気に置いておくというのも、
有効な戦略かもしれませんよ。
(※ 注 ただ本を置いておくだけで、
決して自分から「読んでね」とか
言ってはいけません・・)

6月9日(土)in 東京・田町 13時30分~
| 確定拠出年金(iDeCo、企業型) | 18:23 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑