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インデックス投資の注意点


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

ツイッターで「インデックス投資」と
検索すると、
実に多くの人がこの投資手法について
ツイートしていることが分かります。


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水瀬ケンイチさんの
お金は寝かせて増やしなさい』が
ベストセラーになっていることもあり、

インデックス投資の知名度は
かつてないほど高くなっていると思われます。


(それはそれで、
素晴らしいことなのですが、)

インデックス投資の
良さげに見える『一部分』を取り出し、
それを『独自解釈』して、

〇 インデックス投資は安全
〇 インデックス投資はリスクが小さい
〇 インデックス投資は負けにくい


といった「言説」が
広がっていることには、
ちょっとした危機感を覚えます。


そういうイメージを
抱いている人は、
ぜひkenzさんの記事

インデックス投資は決してリスクが少ない投資法ではない、だからこそ重要なこと
を読み返して欲しいと思います。

ズバリ、
「インデックス投資の注意点とは?」


市場全体のリスクを
一身に背負うということです。



わたしはkenzさんの
以下の文章が好きです。

ただ、インデックス投資は、
市場そのものの変動をもろにうけます。

言わば日本海の荒波が押し寄せる海岸で、
ふんどし一枚で腰に手を当てたまま立っているようなものです。


はい、ホントそうなのです・・。

★ 市場そのものの
リスクを一身に背負うことは、

(市場が上昇するとき)
市場そのもののリターンを
隈なく獲得できることと、

まさに【対の関係】なのです。


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わたしの心に去来するのは、
2008年の秋のこと・・。

わたしが保有していた
新興国株式ETFの、

傾斜40度の坂道を転がり落ちるような
【下落】のさまを、

今でも時々、思い出します。

ほんとうに、
心臓の鼓動が早くなっていくのを
感じていました・・。


〇 まさに、
市場が落ちる分だけ、
インデックス・ファンドの価値も
下がってしまうのです。


もしも、
2008年の『金融危機』レベルの
大波が
(いつかやってくるなら、)

『株式インデックスファンド』は
マイナス50%

すなわち半分くらいの価値
なってしまうことでしょう。

最大瞬間風速的には、
「マイナス60%」程度になる可能性も・・。

この事実は、
常に頭の隅に留めておくべきです。


たとえば、

マイナス50%になったとしても、
その後マーケットが急騰し、
同程度のプラスのリターンが実現すれば、
またもとに戻るじゃない。」

と軽々しく言う人がいます。

ここも【要注意!】です。

100万円 ⇒ 50万円というふうに、
成績がマイナス50%になり、
そこから、プラス50%のリターンが生じても、
(残念ながら)元には戻りません。

50万円が、100万円に戻るためには、
プラス100%のリターンが必要になるのです。



さて、話をもとに戻しましょう。

市場が落ちる分だけ、
インデックス・ファンドの価値も
下がってしまうため、

私たちは暴落が起こると、
(あるいは起こるような気配があると、)

それを「ヘッジしたい」と
願うようになります。

たとえば、
金(ゴールド)を
買いたくなるかもしれません。


S&P500や、
日経平均株価の
インバース型ETF」に
資金を入れたくなるかもしれません。

※ インバース型ETFとは、
市場と真逆の値動きを目指す金融商品。


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が、ほんとうに暴落が起こると、
「インバース型ETF」の価格は、
まさに独歩高の様相を見せるでしょう。

つまりは、
どんどん(どんどん)
上がっていくのです。

インバース型ETFの価格が上昇する中で、
ほんとうにまとまったお金を
(ヘッジのために)
投入できるのでしょうか?


そもそも、
暴落の足音が忍び寄るとき、
どのあたりが「本当の底値」になるのか、

マーケットがずるずると下がる中で
冷静に判断できるものなのでしょうか?



私たちの目の前には
もっと大きな【課題】があります。

それは、
「市場リスク」を一身に負う
インデックス投資の、
もっとも虚弱な局面において、

1.売らずにやり過ごせるか。
2.つみたてを続けられるか。
3.(ふだん通り)
リ・バランスができるか。


という【課題】です。


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ちょっとヘビーですよね・・。

暴落のあとの、
マーケットの長い膠着を経て、
やがて回復する局面のことまで考えると、

1.売らずにやり過ごせるか。
2.つみたてを続けられるか。
3.(ふだん通り)
リ・バランスができるか。


のすべてが重要になってきます。


特に難しいのは、

3.の、
ふだん通り
リ・バランス』を行うことでしょう。

どんどん損失額が膨らむ中で、
落ちてくるナイフを平然と受け止め、

みなが逃げ出すようなときに、
価格が下がり続ける投資対象を
何も考えずに飄々と買っていくのは
言うほど簡単なことではありません・・。

間違いなく
勇気」と「思い切り」が必要になります。


が、しかし、
資産配分を整え、
メンテナンスに留意する
インデックス投資を行うなら、

このときだけが重要なのです。

【ものすごく下がっている投資対象を
買うときだけ。】


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この場面で「買い」を入れることが、
将来の超過リターンにつながります。

(不幸な1年の「リ・バランス」ほど
大切なものはないのです。)

上記メンテナンスが
ちょっと酷だなと思う人は、
「リ・バランス作業」を外注しましょう。


すなわち『バランスファンド』で
インデックス投資してもよいわけです・・。

◆ 関連記事
 【リ・バランスの摩訶不思議・・

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