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ETF = こだわり派、インデックス・ファンド = こだわらない派


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

※ 本日は
ETF、インデックス・ファンドという、
どちらも同じ特性を持つ道具を、

あえて『相違点』を強調して
お話しします。

結局のところ、
ETF、インデックスファンド、
どちらを選んでも、

長期・分散投資を実践するなら、
その効用が変わることはないので
どうぞご留意ください・・。


先日、10年以上のお付き合いがある
お客様から、

「カンさん。最近ぜんぜんETFのこと、
ブログで書いてないね」


と言われました。

はい、ごもっともでして・・・。

わたし自身はETFが好きで、

ETFを通じて
インデックス投資の深い世界に
入っていった人間です。

また、書籍やブログ、
その他メディアを通じて、

ETFの革新性、
特に継続コストの低さという
メリットを説いてきました。


しかし、
あらゆる物事は流転します。

同じ場所には居ないわけです。

この3、4年で
インデックス・ファンドの基礎的環境が、
ずいぶんと改善されました。



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たとえば、
購入時手数料について。

これは「ゼロ」のインデックス・ファンドが
すでに標準化しています。

いっぽうETFは、
売買時に「売買委託手数料」が
かかります。


〇 インデックス・ファンドでは、
分配金は自動けいぞく投資が可能です。

いっぽうETFでは
分配金は払い出されてしまいます。

複利の効果を考えれば、
(分配金分を)自ら手数料を払って
再投資しないといけません。

※ また最近は、
意図して分配金を出さない
インデックス・ファンドも増えています。


〇 そして「継続コスト」である、
運用管理費用について。

国内上場ETFについては、
イ・ファンドと比較して、
「継続コスト」の優位性が
ほぼなくなってきています。


米国上場のETFは依然、
イ・ファンドと比較して
「継続コスト」がより低いものが
目立ちます。


わたしは長く
インデックス投資の世界を見てきて、

ETFと
インデックス・ファンドの
本質的な「違い」を感じています。

それはズバリ、
汎用性の高さ』です。


(以下、あくまで個人の運用者を
想定しています・・)

ETFより、
イ・ファンドのほうが、

より多様な運用者の、
より多様な資金(多い・少ない)を
受け入れやすい『インフラ』を
有しているのではないでしょうか。

要は、
個人の運用者にとって、
イ・ファンドのほうが、
ETFより【間口が広い】のです。



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具体的には、
イ・ファンドのほうが、
金額ベースでの売買が行える、
(金額ベースで)
自動つみたてが出来るなど、

日常の生活ベースで
より使いやすいツールとなっています。

また、購入 ⇒ メンテナンス(リ・バランス)
⇒ 出口戦略 のところまでを考えると、

「金額ベース」で資産管理ができるイ・ファンドは
やはり使いやすいでしょう・・。


あっ、でも、上記は決して、
ETFの劣後を意味するものではありません。

〇 ETFはそもそも、
自分で触って、
自分で子細をコントロールしたい人向けの
ツールなのです。


ETFは・・
こだわり派のための道具。

イ・ファンドは・・
特にこだわりがない派の道具。


1787 釣り


具体例』を挙げてみましょう。

たとえば『指値』をして、
買い注文を出すという行為です。

ETFが好きな人は
(わたしもそうですが、)

市場価格を見て、
自分で『指値』することそのものに、

なんと言いますか、
小さな喜びや意味を見い出す人なのです。


自分で買い注文を出すことが、
「投資」という行いの
ひとつの要素であると感じています。


いっぽう、
イ・ファンドを選ぶ人は
そこまで【こだわりません。】

日に一度しか価格(基準価格)が
付かないことも、
別段気にしていません。

自分で買い注文を出さなくても、

【しくみ】に任せて、
自分の代わりに【しくみ】が
毎月決まった日に
同じ金額ベースで
ファンドを買ってくれれば、

「そのほうがラクで効率的でいいや」
とさえ思っています。


ETF・・こだわり派。
イ・ファンド・・
特にこだわらない派。 なのです。


2018年5月現在の
わたしの感覚で申し上げますと、
(あくまで職業的感覚ですが、)

インデックス投資を行う10人のうち、
ETFを用いているのは 1.5人、
ないし2人くらい。


あとは
インデックス・ファンドを
使っていると思われます。


どうしてこれほど
イ・ファンドを使う人の『割合』が
増えているかというと、

(インデックス・ファンドそのものの
インフラ向上もありますが、)

時代が変わってきて、

よりふつうの人が、
資産運用を行うように
なってきているからでしょう。


(= たくさんの、
特にこだわらない派の人たちが
参入してきているのです・・)


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これからインデックス投資を
始める人は、

〇 毎月ベースのお金も、
〇 まとまったお金も、

インデックス・ファンドを用いて
ポートフォリオを構築し、
資産管理を続ける!で
まったく問題ないと考えます。


もちろん、
こだわり派のあなたは、
ETFを用いて資産管理を
続けられればよいと思います。

(運用資産がかなり多い人、
自分の裁量で、
自分が動いて自身の資産管理を
行いたいという人は、
ETFというツールがよりフィットするでしょう)


最後に、
ネット上では
インデックス・ファンドと並んで、
ETFの情報も
ずいぶんたくさんあると思いませんか?

わたしが先述した、

日本でインデックス投資を行う10人のうち、
ETFを用いているのは 1.5人、
ないし2人くらい。


というのは、
奇異に聞こえるかもしれません。

しかし、
ネット上の情報とは、

情報発信をしている人の
コンテンツの集積です。


情報発信をしていない人の
情報は現れないため、
どうしても偏り(バイアス)が生じやすいのです。

この点、注意が必要でしょう・・。

似顔絵




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