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企業型DCって資産形成の「練習場」なのです


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

アルパカ2号さんの記事、
高コストな企業型確定拠出年金(DC)のラインナップを公開!損保ジャパン日本興亜DC証券の巻

が反響を呼んでいます。

今、見返してみても、
なるほど酷い「商品ラインナップ」ですね。

企業型DCの導入には
「労使合意」が必要ですが、
ビジネス的に見ると、
その実態は「B to B」です。

すなわち、
金融機関が、
導入企業と契約する・・。



ですので、
従業員である「あなた」は、

・会社が決めたことで、
・よく分からないし、
・フォローアップもないし、

「まあ【定期預金】でいいや・・」
となってしまうわけです。


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個人型DC(イデコ)は
自分から申し込む制度ですから、
本人はもちろんやる気十分です。

ところが企業型DCは
自分が望んだことではないので、
制度のありがたみ」も
イマイチ実感できません。

したがって、
「商品ラインナップの内容」に
厳しい目を向けるという所まで
なかなか辿り着けないのです。

(もちろん、投資教育の欠如
という問題もあります)


このようなエンドユーザーの
無知に付け込むように、

金融機関(運営管理機関)が
自分たちのペースで
『商品ラインナップ』を
決めていたとしたらどうでしょう?


(あっ、もちろん、
企業側と協力し合って、
素晴らしい「商品ラインナップ」と
なっている企業型DCもあるのですよ・・)


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わたしが思うに、
(現実問題として)
企業側も、

なかなか冷めた目で、
金融機関(運営管理機関)を
選定出来ていないのではないでしょうか。

〇 たとえば、
導入企業のメインバンクである
銀行系が、
窓口(運営管理機関)に
なっていたりします。

〇 あるいは、
窓口(運営管理機関)には
保険会社がけっこう多いのですが、

これも保険会社が
企業型DC導入企業の
「大株主」であったりするケースがあります。

「B to B」ゆえ、
付き合い、政治がものを言うのです。


厚生労働省のこちらの資料によると、
企業型DCの加入者は
約648万人であり、
導入企業は3万社を超えています。

この膨大なインフラは
ほんらい、

投資啓蒙の
『壮大な孵化装置』となることが
可能ですが、


残念ながら、
箱だけ作って魂作らず】の
ケースが多いのでは・・。


ただ、明るい兆しも出始めています。

菟道りんたろうさんの記事

厚生労働省が金融機関に
企業型確定拠出年金(企業型DC)の
商品ラインアップ公開を命令するようだ】


に詳しいですが、

企業型DCにおいて、
企業ごとの『商品ラインナップ』を
誰でも見られるようにしていく
方向性が打ち出されているようです。

(今はまだ法律改正への
御意見募集(パブリックコメント)の
段階ですが・・)


また、冒頭の紹介記事内での、
アルパカ2号さんからの
『呼び掛け』も重要です。

私はブラックボックスを開けました。
せっかくですので、
違うブラックボックスの中を見てみたいです。
あなたもブラックボックスを開けてみませんか?


本エントリーに賛同し、
ブラックボックスを開けた方は
こちらにリンク集として追記したいと思いますので、
Twitter又はコメント欄にてご連絡ください。


★ これって、
私たちで情報を【可視化】し、
その情報を【共有】していくことですね。

(りんたろうさんの記事も
まさに同じ主旨です)


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今後、
企業型DCの『商品ラインナップ』が
可視化していけば、
自ずと競争原理が働いてくるでしょう。

そのためには、
企業と、ひとりひとりの加入者が、

・どうしてこの投資信託が入っているの?
選定理由を教えてください!

・どうして新興国の投資対象がないの?
・このバランスファンドって
本当に分散に留意しているの?

・もっとコストが安いファンドがあるのに、
これってベストの選択なの?


というように、
【モノ申せる】ようになることが大切です。


わたしは、

企業型DCって、
加入者個人にとっては、
資産形成の【練習場】だと思うのです。


(※ 現実的に、
もっとも多くの日本人が
この制度を通じて
投資と出会っているわけですから!


ですので、
厚労省におかれましては、

企業型DCにおける【継続教育】を
ぜひとも法律で完全義務化してください。

(かけがえのないインフラを
大きく育てるためにも・・)


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  7月14日()in 名古屋 13時30分~
  7月15日()in 大阪 13時30分~
  7月16日()in 福岡 13時30分~  
  7月22日()in 東京 13時30分~





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