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6月1日から、中国A株がグローバル指数(MSCI ACWI)に組み込まれ始めます


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

MSCI(指数算出会社)は
今週末の6月1日に、
中国A株の大型株234銘柄を、

エマージング・マーケット指数、
およびグローバル指数(MSCI ACWI)に
組み入れます。

(※ ちなみに、ACWIとは、
オール・カントリー・ワールド・インデックスのこと)

これは、中国A株が
世界市場の「枠組み」に
組み込まれ始めるということです。


(※ 中国A株 = 中国本土市場に
上場する中国株式。

新興国株式インデックス・ファンドなどを通じて
これまで保有してきた中国株は、
外国人投資家が容易にアクセスできる
「香港市場に上場する中国株式」を指します)


ただし、
ロイターのこちらの記事によりますと、

6月1日に実施する、
「第1段階」での組入れ比率は、
中国A株全体の
たった2.5%に過ぎません。

9月3日の第2弾を経ても、
5%程度にとどまる見通しです。

まあ、
『ほんのちょっと、組み込み始める・・』
ということですね。


それでもこの出来事は
たいへん重要です。

中国A株という、
ローカルかつ、
個人投資家だらけの
まだまだ未熟な市場が、

【外部の投資家】(海外投資家)と
つながり始めるわけです。


たとえ最初は
細い細い入り口でも、

外部の投資家のお金が
流れ始めれば、

個々の企業のフェアバリュー
(適正価値)が、
厳しい目で見定められることになります。


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前述したロイターの記事内では、
今回の組入れで、

パッシブ型ファンドから
85億ドル程度、

アクティブ投資家からは
パッシブ投資家の5倍に相当する
420億ドル相当が
流入する可能性があるとしています。


ありていに言えば、

「おーい、
外の人が家に入ってくるんだよ。
ちゃんと掃除して、
身なりも整えないと!」


という効果に期待しているわけです。

国家資本主義のお膝元である
A株市場が、
果たしてどこまで
マーケットの【規律】を尊重できるのか?

ここは注視する必要があるでしょう。


ただ、これまでの
マーケットの歴史を紐解くと、

『外に開かれれば開かれるほど、
市場は成熟化していくもの・・。』


新興国株式インデックス・ファンドを
お持ちのあなたは、
シンプルに捉えてくださいね。


MSCI(指数算出会社)が
今後、中国A株の組み入れ比率を
徐々に引き上げていけば、

あなたが保有する
新興国イ・ファンドの
中国A株の割合も、
少しずつ増えていきます。

また、大局的に見て、

私たちの予想?に反し、
中国経済が伸び悩み、
インド市場が高成長を続けると、

新興国株式イ・ファンドの、
インド株の割合が増し、
中国株の割合は減っていきます。

『インデックス投資』は
変化をそのまま捉える投資なのです。

似顔絵




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