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iDeCoの『窓口金融機関』を選ぶ難しさ


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

定番の

「iDeCoの窓口金融機関はどこがいいの?」


なのですが、

〇 口座維持コストを考えた場合、
窓口の金融機関に支払う
【口座管理料】は、
もはや「ゼロ」が標準であるべきでしょう。

すると、

SBI証券、楽天証券、マネックス証券、
イオン銀行、大和証券、松井証券などに


ぎゅっと絞り込まれます(^^;


ただし、大和証券は
計16本のラインナップのうち、

11本がグループ内
(=大和証券投資信託委託)の
ファンドのため、
除外したほうがよいでしょう。

イオン銀行は・・、
悪くはないのですが、

『通常口座』(特定口座)の
インデックスファンドの品揃えが
必ずしも最新のものではなく、

また、つみたてNISAでは
投資信託が「iFreeシリーズ」に
偏っているのが気になります。

(※ 同シリーズは純資産額が伸び悩んでいます)


ここでは、
以下『4社』で比較していきましょう。

次に、
iDeCoの「商品ラインナップ数」!
(※ 元本確保型の商品も含む)

31本 楽天証券
23本 マネックス証券
12本 松井証券
67本 SBI証券


これ、必ずしも
本数が多いほうがよい
というわけではありません。


そもそもiDeCoは、

・通常の口座(特定口座)
・つみたてNISAと違って、

「商品数」が法令上
絞り込まれています。

実は今回の『法改正』で、
以下のような動きが始まっています。

(なるたくさんの記事)
【SBI証券iDeCoは商品数を67本から35本以下に絞り込みへ。】


年金』であるiDeCoでは、

「厳選された商品の中から、
加入者がより選びやすいように。」
という配慮を、


時間の経過とともに、
厚労省が金融機関に
求めてきているのです。

(将来的に
この法令上の「上限本数」が、
さらに絞り込まれる可能性もあります)

ちなみに、
米国の確定拠出年金 401(k)では、
選択できるファンドは10~20 本くらい。
(MMFを含む)

そして、
ターゲットイヤー型のバランスファンドが
~10本程度。というケースが多いようです。


senro.png


上記4社の中では
いちばんの老舗である
SBI証券の『商品数』がいちばん多く、

いちばん後発の松井証券
『商品数』がいちばん少ないですが、
これは「偶然」ではありません。

(【時の流れ】なのです・・)


では次に、
「コスト」と「商品ラインナップ」以外で、
iDeCoの金融機関に
何か違いは見い出せるのでしょうか?

「システム?」 
たしかにそうかもしれません・・。


これも老舗ゆえなのですが、
SBI証券は(通常口座での
ログインID、パスワードとは別で)

「SBIベネフィット・システムズ」に
入るためのログインID、
パスワードが別途必要です。

これに対して
たとえば楽天証券では、
(楽天証券の通常口座を持っていれば)

iDeCoも同じログインID、
パスワードで入れます。


また、iDeCoの『受給』についても、
たとえば
SBI証券は「一時金」「年金」
いずれかを選ぶのみですが、

楽天証券では「併用」も可能です。

より具体的には、
<年金形式の場合>

楽天証券
5年以上20年以下の期間から、
1年刻みで選択することが可能。

SBI証券
5年、または10年の期間を選択



そして、
あなたが選ぶ「iDeCo口座」の、

・特定口座、
・つみたてNISAとの
【相性】も大切だとわたしは思います。

(ほとんどの人は、
iDeCoだけで
運用が完結するわけではないですから)


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あくまで一例ですが、
仮に「新興国株式」という投資対象を、
(iDeCoだけでなく)

・特定口座や
・つみたてNISAでも、
保有したい人がいるとしましょう。

SBI証券(iDeCo)では
その選択肢が、
「三菱UFJ DC新興国株式インデックスファンド」
となります。

(※ EXE-i新興国株式ファンドは
連動を目指す指数が異なる
ふたつのETFを組み入れているため
ここでは除きます)


これって老舗ゆえに、

「その当時は
ベストのチョイスだったよ。」

「でも、今は必ずしも
ベストではないかも?」
という【状況】にあるわけです。


※ 注 上記ファンドが悪いという
意味ではありません。十分低コストですし、
運用においては何の問題もありません。
今は「差異」をわざと際立たせてお話ししています。

いっぽう、
マネックス証券、松井証券は
iDeCoでは後発であるため、

各投資対象ごとで、

・iDeCoで選択するファンドを、
・特定口座
・つみたてNISAと
揃えやすい】という利点があります。


無題


では、です。

SBI証券が
「三菱UFJ DC新興国株式インデックスファンド」
をやめて、

「eMAXIS Slim 新興国株式」に
ラインナップを変える。
とは、簡単にはいきません・・。

なるたくさんの上記記事にある通り、

SBI証券は現在67本ある商品を、
2023年までに、

上限数(35本)以下になるよう、
相当数の商品を
除外】しなければならないためです。

(何か新しいファンドを加えるという
余裕はないでしょう・・)


では、別の金融機関ではどうでしょうか?

『時代の流れ』に沿って、

Aファンドをやめて(=除外して)、
Bファンドを加える、


このことひとつ取っても、
さまざまな【手続き】が必要になります。


あるいは、

Aファンドを残しながら、
(同じ投資対象の)
Bファンドを加えていく。


これだと、
上限本数」にどんどん近づいてしまいます。

つまり、

iDeCoの【商品ラインナップ】は
後発の金融機関ほど、
最新のモノになりやすい(= 優位性を持つ)


という「特徴」があるのです。


〇 つみたてNISAでは、
商品数というのは、
基本的に「加えられて」「増えていく」
傾向にありますが、

〇 iDeCoでは逆なのですね。

今後、iDeCoにおいては、
【商品の入れ替え】の自由度を、
高めていく議論が出てくると思われます。


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  7月14日()in 名古屋 13時30分~
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