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2019年5月より『MSCIエマージング・マーケット指数』の構成国は24ヵ国から26ヵ国へ


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

来年(2019年)の5月から、
『MSCIエマージング・マーケット指数』に
サウジアラビア、アルゼンチンが新たに組入れられ、

同新興国株価指数の構成国が、
24ヵ国から26ヵ国に増えることになります。
(アルゼンチンは10年ぶりの復帰となります)

考えてみますと・・
つい30年前まで、

世界は
資本主義の国と社会主義の国で
大きく分かれていました。

(たとえば、株式市場を持つのは
資本主義の国に限られていたのです)


また、およそ200年前から始まった
植民地主義の影響で、

多くの国々
ー発展途上国と呼ばれた国々―が、
経済発展の素地を踏みにじられ、

その影響は冷戦構造が終結するまで、
大なり小なり残っていました。


今日、株式市場を持つ国は
100を超えます。

濃淡の違いはあれ、

「自由に競争して、
利益を上げて、豊かになろうよ」

という基本方針を掲げる国(人々)が、
こんなにも増えたことは
史上「初」であります。


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あなたもわたしも、
この時代に生きていることに感謝すべきでしょう。

なぜなら、
投資家として、
多様な収益の機会】に恵まれているわけですから。


『MSCIエマージング・マーケット指数』は、
冷戦終結の鐘が鳴り響く直前の
1988年に算出を始めました。

当初の構成国はたった10ヵ国

その後、1994年には、
インド、コロンビア、ペルー、
スリランカ、ベネズエラなどが
新たに組入れられます。

(現在スリランカは
エマージングの下の「フロンティア市場」に。
またベネズエラは、MSCIの
どの区分にも属していません・・)


1997年にはポルトガルが抜け、
同国はMSCIワールド指数
(先進国株価指数)に移行していきました。

代わりに、
ロシアが新たに組入れられます。

2001年には、
エジプト、モロッコが加わりました。

(モロッコはその後、
フロンティア市場に格下げとなりました)

2008年には、
ヨルダン、パキンスタンが相次いで
格下げ(フロンティア市場に移行)

その後、パキスタンは2017年に
エマージング市場に復帰を果たします。


無題


2010年にはイスラエルが抜け、
先進国株価指数に移行。

2013年11月、
ギリシャがエマージング市場に加わり、

2014年5月には、
カタールとアラブ首長国連邦が
新たに採用されました。

(また、2018年6月から
中国A株の部分的組み入れが
始まっています・・)


これだけでも、
「新興国」という概念が
連続して・変遷している様子が
分かりますね。


「先進国の株価指数」に比べて
「新興国の株価指数」の変化が激しいのは、

それだけ未熟であり、
かつ、潜在的成長のタネが大きいからでしょう。


2019年5月以降、
『MSCIエマージング・マーケット指数』は、

アジア9ヵ国、
中南米6ヵ国、
中東・アフリカ5ヵ国、
欧州6ヵ国の合計26ヵ国になります。


世界中に構成国がばらけているのも
新興国株価指数の特徴でしょう・・)


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今、インドネシアでiPadを触りながら、
プログラミングの勉強をしている学生は、
先進国の若者と何ひとつ変わらない
ポテンシャルを有しているのです。

それだけ世界の豊かさが、
広く浅く『底上げ』されている証拠ではないでしょうか。

MSCIエマージング・マーケット指数の詳細(MSCIサイト)

◆ 関連記事(kenzさん)
MSCI新興国株式指数  アルゼンチンとサウジアラビアを2019年5月より組入れへ

あ




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