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どのインデックスファンドか?で悩むより、投資に回すお金と回さないお金の「割合」で悩みましょう


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

以下、おそらく
年齢によって「反応度」が違ってくると
思うのですが・・。

中村あゆみさんの曲に
『翼の折れたエンジェル』があります。


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(名曲・・)


ラストで
みんな翔べないエンジェル~♪
唄っているのですが、

この
「みんな翔べないエンジェル」というのは、

ものごと全般において、
(やろうと思えば)
出来なくはないのに、

「なんか、なかなか実行に移せないよね。」
という、
私たちふつうの人間の
本質部分を突いているような気がします。



ところで、

投資において、
「翔べるか、翔べないか」の分岐点
いったいどこにあるのでしょうか?

それは文字通り、

【リスク資産を買うことが出来るか否か。】


そして、
次の
「翔べるかどうか」の分岐点は、

それを【続けられるかどうか。】


です。


もし、あなたが
投資信託を数年以上保有し続けていて、

「ああ、これは
定価でモノを買うこととは違うんだ」

「まるで生鮮食品のように、
価格がダウンしたりアップしたりするんだ」


と実感出来ていれば、

(投資においては)
もう、かなり翔んでいる状態・・

とわたしは思います。


(※ 以下、余談です・・。
この仕事をしていて実感するのですが、

〇 リスク資産を買って、
〇 それを数年以上保有し続けていれば、

「もう、投資というプロセスの
半分はクリアできている!」と思うのです。

逆説すれば、

〇 リスク資産を実際に買い、
〇 それを数年以上(同じマインドで)
保有し続けることが、
いかにハードルが高いか、ということ。)


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では、その次の
「翔べるかどうか?」の分岐点

いったい何なのでしょう?

〇 それは、
【全体像】の把握です・・。


あなたもわたしも、
別に持っているお金をすべて
リスク資産に託すわけではありません。


あなたの『トータル資産』は

〇 投資に回さないお金と、
〇 投資に回すお金に
振り分けられるはず。


(そうですよね?)

この「割合」を、
ほんとうに大まかで結構ですので、
自分の中で『ルール化』できれば、

あなたが【全資産】の中で
背中に背負うリスク量が明確
になるはずです。


実は9月15日の
投資の三重奏セミナー』で、

複数の窓口に
投資信託を当てはめることを考慮して、

「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」
にするか、
「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」
にするかを、


迷っているお客様がおられました。


当然、
「セゾン・バンガード」のほうが
債券を半分組み入れているため、

「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」
に比べて、
価格変動の振れ幅(リスク)は小さくなります。


『リスク量』でいえば、
「楽天・全世界株式」>「セゾン・バンガード」
ですね。


でも、

「楽天・全世界株式」
Or「セゾン・バンガード」
どっちがいいんだろう・・?


というのは、
果たして本質的な悩みなのでしょうか?


what is indices


もう数年以上、
投資信託を持っていれば、

背中に背負う【リスク量】とは、

〇 投資に回すお金と
〇 投資に回さないお金を足して、
「トータル資産」の中で計るべきモノ・・。


ということに、
うすうす気づいておられるはずです。


たとえば、
「楽天・全世界株式」は、
100%株式ですから、

暴落と呼べるような
最悪の1年に遭遇すると、
マイナス50%くらいになります。

一方、
「セゾン・バンガード」は
(債券を半分含むため)

暴落と呼べる最悪の1年に遭遇すると、
マイナス35%くらいになります。


ちょっと【具体例】を挙げてみましょう。

田中さんの資産内容は以下です。

〇 投資に回さないお金 550万円
〇 投資に回すお金   450万円
「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」


山本さんの資産内容は以下。

〇 投資に回さないお金 700万円
〇 投資に回すお金   300万円
「楽天・全世界株式・インデックス・ファンド」



さあ、
田中さんと山本さん、
どちらのほうが
【リスク量】が大きいのでしょうか?



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田中さんは、
投資に回す450万円部分が、
マイナス35%になる可能性があるため、

450万円×マイナス35%
(マイナス157.5万円の可能性)

山本さんは、
投資に回す300万円部分が、
マイナス50%になる可能性があるため、

300万円×マイナス50%
(マイナス150万円の可能性)

・・そう、両者とも
実はあまり変わらないのです。


仮にあなたが「インデックスファンド」
という道具を志向し、
国・地域の分散を心掛けるなら、

どのファンドを選ぶかよりも、
トータル資産の中で、
どの程度「リスク資産」を買うのか。

この決定のほうが、
より重要になるわけです・・。


換言すれば、
あなたが「インデックスファンド」を
チョイスしている時点で、

投資に回すお金だけではなく、
投資に回さないお金を含めた【全体像】を、
より把握しやすい状況になっている・・
ということなのです。


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  11月18日()in 東京 13:30~16:30




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