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投資って教育なの、それとも環境なの?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

当オフィスのセミナーでは、
ときに
受講者の年齢の幅が「大きく」なります。

一例ですが・・。】

かたや29歳の人と、
かたや58歳の人が、
挨拶を交わしておられます。

これから机を並べて、
同じコトを学ぶわけです。

58歳の人はこう云います。

「あなた(29歳)のような年のころに、
わたしも運用のことを知って
実行していればなあ・・」



しかし、
これは現実的ではありません。

58歳 - 29歳 = 29年前ですから!

日本では長期投資の普及は
いまだ「黎明期」にあります。

水瀬ケンイチさんの著書
お金は寝かせて増やしなさい」を
読んでいただくと実感しますが、

特に
「インデックスファンド」を用いた
長期投資は、

ようやく『10年、15年選手』が
ちらほらと現れ始めた状況なのです。


体験を共有する人
一定のボリュームを超えないと、

その行為は(なかなか)
日常(普通のこと)
にはなりません・・。


そして、
その「体験共有」が
空気のように伝播するためには、

単に同世代の「横の輪」が
広がるだけでは足りないと
わたしは考えています。


たとえば、
親・子のような『タテの輪』が
広がる必要があると思うのです。

(あっ、別に、
おじさん・おばさんから、
姪っ子、甥っ子への
『タテの輪』でもよいのですよ・・)


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仕事柄、
ふだんは偉そうに、

~シンプルで継続しやすい資産運用を
啓蒙いたします。~
とか言っていますが、

投資の正しい知識が広まるのは、
果たして『教育』に依るのでしょうか?


「投資教育!」
と言ってしまうと、

聴くほうは襟を正して真面目に、
そして言うほうは、

なにか演台の上から、
教え諭すようなイメージに
なってしまいませんか?

わたしは、
(誤解を恐れずに言いますが)

投資の普及とは
単に【環境】であると考えます。


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たとえば、
とある地方都市のマンションに住む
「清水さんご一家。」

お父さん、お母さんは何気に
「長期・分散・つみたて」投資を実践しています。

もうこれまで、
何度もアップダウンを経験し、
「欲」と「恐怖」の間を行き来し、

酸いも甘いも体験する中で、
なんとか自分たちの運用スタイルを
確立してきました。


そして、
自分たちの投資を、

世の中の動きや、経済事象や、
お仕事や(もちろん)
清水家のライフイベントと結び付けて、

それなりに
暮らしの中に【根付かせてきた】わけです。


これ(投資)は
人生のメイン行事では
決してないのですが、

折に触れて子供たちにも
言って聞かせてきたため、


「なんだか地に足のついた
【長~い行い】らしいよ」ということは、

息子さんも、娘さんも
気付いているようです。



そう。
これこそ、投資が、
日常の片隅で生息している状態なのです。



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こういう状況が存在していて、
その中で
小学校6年生を迎えたり、
高校1年生になったり、

大学生になっていたりというお子さんを、

わたしたちは(日本の社会で)
まだ、あまり知りません・・。


しかし、
このような【環境】にいるお子さんなら、
まるで条件反射するように、

23歳とか26歳になって、
自分のお金のことを意識する際、

投資のことが
(それも地に足のついた投資が、)
頭の中にすっと浮かんでくるはず・・。



今言った
「清水さんご一家」のような家庭が、

8万世帯ではなく、
800万世帯くらいになれば、

放っておいても、
投資は広まっていくのだと思います。

あ



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