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ニューズウィーク日本版の記事から、「世界経済インデックスファンド」の資産配分決定プロセスを学ぶ


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

バランスファンドの
資産配分のあり様には
いくつか『パターン』があります。

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」の
ように、
シンプルな『完全固定型』がそのひとつ。


1188 8資産


かと思えば、
楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型)
のように、
国・地域の比率が『変遷』するものもあります。


img-content-02.png


上記の『基本比率』だけを見ると
50%(株式):50%(債券)ですが、 ← ココ、変わらない。

実は、
世界株式、
世界債券(上記、投資適格債券と記)の中身は、

構成国の
市場の大きさの「比率」
に依っています。

このタイプだと、

(株式、債券とも)
国・地域の「組入れ割合」は
常に変わっていくのです。

⇒ これが『時価総額加重平均タイプ』の特徴です。


これらに対して、
「世界経済インデックスファンド」の資産配分は、

(最終的に)
運用会社の判断で『決定』されています。


mstam03.jpg

ニューズウィーク日本版の
こちらのPR記事を読めばよく分かります。
世界経済の成長を投資リターンで実感するバランス型インデックスファンド

無題


この記事に登場しているのは、
三井住友トラスト・アセットマネジメントの
シニアファンドマネジャー、
岡戸康明さんです。

まず、
「世界経済インデックスファンド」のウリとは?


記事内から引用してみますと・・。

ファンドの配分比率を
GDP(国内総生産)総額の比率を参考に
決定している点。 


ココの、
「参考」という言葉が重要で、

GDP(国内総生産)総額の比率を
そのままファンドの資産配分に
落とし込んでいるわけではないのです。


「世界経済インデックスファンド」は、
2010年、2013年、2016年と
過去3回、資産配分を【変更】しています。

具体的には、
国・地域の配分、
ー日本、先進国、新興国の配分割合ー
変更しているのです。

(ただし、『基本比率』の
50%(株式):50%(債券)部分は
ずっと変わっていません・・)


たとえば、
2016年末の変更は、

〇 新興国の比率を下げ、
〇 先進国の比率を上げるものでした。


(※ 新興国のGDP比率そのものは
あまり変化がなかったにも関わらず・・)


1768295.jpg


今回、上記記事内の
岡戸康明さんのコメントで、

「世界経済インデックスファンド」の
資産配分決定のプロセス
より明快に分かりました。

以下、引用)

「毎年10月にIMF(国際通貨基金)が発表する
『世界経済見通し』に基づき
最新の各地域のGDPの割合をチェックし、
組入比率を調整するのが基本だが、

加えて、
社内のストラテジスト
(投資戦略を考える専門家)や、

各資産のファンドマネジャーとの
経済情勢の議論も踏まえて
組入比率を最終的に決定するなど、

社内で独自に算出したデータや知見も
ポートフォリオの運営に反映させている」と、
その詳細を岡戸氏が明かしてくれた。

引用、終わり)


要は、
当該ファンドの
【資産配分の決定】は最終的に、

運用会社(三井住友トラスト・アセットマネジメント)
の【判断】に依るものなのです。



これはたとえば、
「楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型)」の、

株式、債券における
『国・地域の割合が(自然に)変わる』のとは、
意味合いが・違います。



運用会社の【判断】が入るという部分を、
良しとするか、
悪しとするかで、

「世界経済インデックスファンド」への評価は
違ってくるでしょう・・。

(ちなみにわたしは、
今年末の資産配分の変更はないと予想しています)

あ



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