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iDeCo、つみたてNISA、特定口座、3つの入り口の『取り崩し』について


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

iDeCoはあなたの「年齢」、
つみたてNISAは「期間」に則した制度です。

したがって、
あなたが「今何歳か・・?」によって、
両制度の「使い心地」は違ってきます。

たとえば、
今年31歳の大野さん(仮名)


rikujou_man_marathon.png


iDeCo
大野さんが60歳になるまで
「掛金」が拠出できます。

『取り崩し』のほうは
最長のイメージでいうと、
69歳から始めてもよいわけです。

たとえば「20年年金」の形で取り崩せば、
69歳から89歳になるまで・・
という「期間」も可能です。


一方、「つみたてNISA」のほうは
どうでしょうか?


もし、2018年から始めたとすると、
最初の非課税期間の「満20年」は、
2037年に訪れます。

大野さん、まだ、50歳です。

つまり、大野さんの年齢からすると、
つみたてNISAの最初の
「満20年」が来るのって、

ちょっと早すぎるわけです。


たとえば「仮の話」ですが、

iDeCo、つみたてNISA、特定口座、
「3つの入り口」
「1つのポートフォリオ」
作っているとしましょう。


つみたてNISAの
最初の「満20年」がやって来て、
大野さんはこう呟きます。

「よっしゃ!
先につみたてNISAで積み上げた投資信託を、
取り崩し始めよう!」


ん?

これって?

(iDeCo、特定口座の『ファンド』は
そのままですから)

つみたてNISAのファンドのみを
先に取り崩すと、

【ポートフォリオのバランス】が
崩れてしまいます・・(-_-;)



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大野さんに、
50歳とか54歳とか56歳で

つみたてNISAを解約して
お金を取り崩すニーズが
ない】のであれば、

『特定口座』に移すという選択を
すればよいのです・・。


(つみたてNISAでは、
特定口座に移す時点の
投資信託の値段を
「新たな取得価格」として認識してもらえるので、

「特定口座」に移したとしても、
非課税のメリットはそこそこ享受できます)


大野さんの場合、
2034年に入れた上限「40万円」が
満20年を迎えるのが
2053年であり、

この年、大野さんは
やっと66歳になります・・(^^;)

言い方を換えれば、
大野さんのケースでは、

「つみたてNISA」に
2025年に入れた分も・・
2030年に入れた分も・・、

非課税期間の「20年」の満了後、
【特定口座】に移していく可能性が高い。
ということ・・。


※ 仮に
20年間の【非課税期間】に固執し、
(ファンドの解約によって)
大野さんが50代で
大きな金額を手にしてしまうと、

〇 そのお金どうする?


という新たな問題が発生してしまいます・・。


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ココで大切なのは、

大野さん、
「つみたてNISA」のみを見てはダメですよ!


ということ。

セカンドライフでの
資金の取り崩し管理】を考えれば、

iDeCo、つみたてNISA、
そして特定口座からの
【取り崩し時期】は、

おおむね揃えてあげたほうが
よいと思いませんか?



大野さんの『セカンドライフ』が
65歳からのスタートであれば、

〇 iDeCoの取り崩しも65歳から。
〇 つみたてNISAでの解約も65歳から。
〇 特定口座での取り崩しも65歳から とするのが、

もっとも【自然なカタチ】だと思います。

なぜなら、

投資資金の積み上げも、
「3つの入り口」で同時に
コツコツ続けてきたわけですから。



そのように考えると、
iDeCoでの取り崩しの仕方は
年金形式」のほうがよいと
わたしは思います。

つみたてNISAも、
iDeCoも、そして特定口座も、

少しずつ、規則的に
長い期間連続して「取り崩していく。」
これがセカンドライフの
資産管理の「王道」でしょう。



ただし、iDeCoに関しては
(「年金形式」を選んだ場合)
注意事項があります・・。

「楽天証券」の
iDeCoを例に挙げてみましょう。
手数料

iDeCoでは、
あなたは60歳以降、
「運用指図者」になります。

掛金の拠出は終わっても、
毎月64円の維持手数料を、
「信託銀行」に支払う必要があります。

(これは年金を受給している最中も
ずっとかかってくるわけです。)


sky-business-stock-bubble.jpg


そして、
給付手数料

年金として給付を受ける際に
発生するコスト。

これは「信託銀行」に
1回あたり、
432円支払う必要があります。

1回あたり?


そうです。

ですので、
年金形式を選んだとしても、

年間支給回数・支給月】のところでは、

年12回(毎月)ではなく、
年1回(12月)を
選んだほうがよいでしょう。



こんな「想像」をしてみてください。

セカンドライフを悠々と過ごす大野さんが、
毎年12月

トータル資産の「リ・バランス」を
実施します。

そして、
同じ12月に

「つみたてNISA」を部分解約し、
「iDeCo」はその年の年金給付を受け、
「特定口座」からも
年1回の取り崩しを行い、

来年1年間の、
資金計画」を
具体化するわけです。

結局のところ、

個々の入り口を見過ぎず、
「全体像」をざっくり把握して
そのバランスを維持することが、
シンプルな管理のキモなのです・・。


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