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iDeCoの商品数、つみたてNISAの商品数、そして聞こえてくる投資ビギナーのため息・・


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

一度、「ほんらいの姿」に戻ってみましょう。

iDeCoもつみたてNISAも、
老後の資産形成をサポートするための
「税制優遇制度」です。

なかなか投資に踏み出せない人たちに、

「こういう便利な制度があります」
「まずはここから始めてみては?」と、


運用の【きっかけ】になる役割を担っています。

ですので、
「制度の主旨」としては、

・シンプル
・分かりやすい を旨とするべきでしょう・・。


あなたは今年始まった
「つみたてNISA」の商品数をご存じですか?

金融庁のこちらの資料(PDFファイル)
によりますと、
現在158本です(9月28日現在)

どんどん増えています・・(-_-;)


そして、
ビギナーの人は
「158本」という数字を見て、

分かんない。
選び切れない・・。


と思うのではないでしょうか?


そのくせ、
東京スター銀行では
「つみたてNISA」のラインアップは
3本しかありません。

(それもすべて「バランスファンド」)

一方、
楽天証券やSBI証券、
カブドットコム証券などでは、
130本以上ラインアップが揃っています。

すっごく多い。


「つみたてNISA」の商品数が
雨後の筍のように増えるのは、
明らかに問題でしょう・・。

(正直、同じような
インデックスファンドが多すぎます!)

そういえば、
NightWalkerさんが
こちらの記事でこう呟かれていました。

余談ですが、つみたてNISAの
対象インデックスファンドの条件は、
「1指数 1社 1ファンド」に
すべきだったのではないかと、
いまさら思う今日この頃です。


ホントそうですね。


anxious-man-biting-nails-worried.jpg


また上記のように、
「つみたてNISA」は
金融機関ごとで、
『ラインナップ(本数)』に差があり過ぎます。

これって「制度の本質」が
正しく伝わらない恐れがあると思います。


そういえば、

iDeCoも
金融機関ごとで、
『ラインナップの中身』に
けっこう差があります。

そして、口座の管理コストも
ずいぶん違っていますね。

わたしは
『税制優遇制度の商品数』は
ある程度絞り込まれていることが
大切だと思います。



(iDeCoは
商品数の上限を「35本」とすることが
決まりましたが、

これくらいを上限にしないと、
ビギナーの人はなかなか
選び切れないのでは・・)


ところで、
iDeCoではようやく
金融機関同士の「競争原理」も
働いてきていますが、

SBI証券のように、
早くから(2005年から)
iDeCoサービスを始めた金融機関ほど、

昨今の投資信託の低コスト化の流れに
付いていけないという、
ジレンマ』を抱えることとなりました。


そこで、
SBI証券は

現行のプラン(オリジナルプラン)に加え、
11月から
新たに『セレクトプラン』を作り、

商品ラインナップが異なる
「2つのプラン」から
選べるようにするそうです。

んー(-_-;)

これって、

ひとつの運営管理機関で、
(実質)35本以上の
商品ラインナップになりますよね?


(一種の裏ワザなのでしょうか?)


money-dollars-cash-burden-debt-chain-600x450.jpg


〇 そもそも、
iDeCoは「超長期」のインフラ制度です。

そして、
〇 モノ(投資信託)のほうは
少しずつ進化していきます。


だとすれば、
ほんらい的に、
「新プラン創設」という
裏ワザを使うのではなく、

iDeCo商品ラインナップの
『入れ替え』そのものを
もっとしやすくすればよいと

わたしは考えます。


iDeCoは、
積み上がった資産ベースで、

あるファンドを売って、
別のファンドを買うという
スイッチング」が出来るわけですから、

投資信託という商品の進化に伴う
商品の中身の入れ替えについては
iDeCo加入者にも
理解されるのではないでしょうか?



今回のSBI証券のように、
他の金融機関も
「新たなプランの創設」に動いてくると、

(実質の)商品数が
どんどん増えることになってしまいます(-_-;)

分かんない。
選び切れない・・。


という、ビギナーの人の声が聞こえてきそう。

image.jpg


さて、
今の点は「つみたてNISA」にも
応用できると思います。

「つみたてNISA」では、

たとえば、
商品提供側(運用会社)が、

「ファンド」の入れ替えを
できるようにする。

かつ窓口の金融機関においても、
商品ラインナップの入れ替えを
柔軟にできるようにする。

(なぜなら、投資信託は進化しますから。)

このお話の『前提』として、

やはり
「つみたてNISA」でも、

積み上がった資産ベースで
あるファンドを売って、
別のファンドを買うという

「スイッチング」が出来るように
すべきでしょう。



まとめますと、
わたしの意見は以下の通りです。

1.選びやすさという意味で、
iDeCo、つみたてNISAともに
「商品数」に制限を設ける。

2.商品ラインナップの入れ替えを
今よりもしやすくする。

3.運用の途上で
「スイッチング」ができるようにする。


この1.~3.は
iDeCo、つみたてNISA双方で、
ワンセット】であるべきでしょう・・。

繰り返しになりますが、
iDeCo、つみたてNISAは
超長期で続く「インフラ制度」なのです・・。


465-125.jpg

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