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iDeCo、つみたてNISAの出口は(その感覚が)異なります


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

iDeCo、つみたてNISAについて
知れば知るほど、

このふたつの制度は
性格が違うなあ・・」と実感します。

【プロセス】の途上は
まるで一緒なのですよ。
「投資信託×つみたて」ですから・・。

でも、【出口】が近づいてくると、
運用者としての『感じ方』が違ってくるのです。

〇iDeCoは
取り崩し「強制」!

〇 つみたてNISAは
取り崩し「自分でする」!


ですから。


先日、こちらの記事内で

アメリカの確定拠出年金について
ご紹介しました。

かの地の確定拠出年金は、
拠出限度額』が巨大で、

2018年は(ナント)年間 18,500ドル!
月に直すと1541ドル強です。

(1ドル110円とすると)
月におよそ16.9万円にもなります。

※ もちろん全額所得控除できます。


これが何十年も積み上がると
文字通り「ひと財産」となるため、

税務当局としては
これが「相続財産」として
次の世代に引き継がれたりすると困るわけです。

ですので、
強制的な【引き出しの制度】を設けています。


それが・・「RMD」です。

??

Investment-Planning_Lump-Sum-vs-Dollar-Cost-Averaging.jpg


「野村資本市場クォータリー 2015 Winter」の
こちらの論文から引用しましょう(PDFファイル)

米国年金制度には
最低引出義務
(Required Minimum Distribution、RMD)
という税制適格要件があり、

DC口座保有者は、原則として、
70.5歳以降、
口座残高を

平均余命で除した金額を
毎年引き出さねばならない。

引用、終わり)



まあ、
それはそうでしょう。

日本のiDeCoも
『年金制度』ですから、
60歳から70歳になるまでに
引き出しを始めないといけません。

これは(いわば、)
終着駅が明快】ということ!


ところが
「つみたてNISA」では、
あなたの運用資産が
強制的に引き出されることはありません。

〇 いつ、
〇 どの投資信託を、
〇 どれくらい解約するかは、

すべて「あなた次第」なのです。



たとえば、
非課税期間の【20年】が到来して、
あなたが何もしなければ

運用資産は特定口座に払い出され、
いわゆる「通常の口座」で
運用が続くわけです・・。

そう、
つみたてNISAには【終着駅】がありません。

また、iDeCoのように、
「10年年金形式」
「20年年金形式」といった、

継続的に受給していく仕組みも
ありません・・。


つみたてNISAでは
断続的な投資信託の解約を、
自分で「ルール化」して
実践する必要があるため、


正直、
【向く人】と【向かない人】に
分かれるとわたしは感じています。


Selling-wants-vs-needs.jpg


〇 目先の高値(目先の利益)に引きずられ、
早く解約してしまう人や、

〇 なかなか決断がつかず、
20年の非課税期間を
やり過ごしてしまう人が、出てくる恐れがあります。


(※ もちろん計画的に、
予め意図して「特定口座」に戻し、
そこから解約していくという
「ルール作り」もあるのですよ)


資産を長い時間をかけて積み上げ、
それを長い時間をかけて取り崩すことを
資産運用』と呼ぶなら、

つみたてNISAでも、
【投資信託・定期売却サービス】のような
継続的な取り崩しのしくみが
必要になるとわたしは考えます。

▼ こちらの記事もご参考に!
iDeCo、つみたてNISA、特定口座、3つの入り口の『取り崩し』について


465-125.jpg

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