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若者の新たな価値観。FIRE(経済的自立とアーリーリタイア)を読み解く


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

いきなりですが、
以下に当てはまる人って
どれくらいおられるでしょうか?

〇 1980年代生まれの人
〇 専門職で仕事をしている人

〇 アーリーリタイアを(かなり現実的に)
望んでおり、そのための準備もしている人



ウォール・ストリート・ジャーナルの記事
貯蓄と倹約が最優先:40歳引退を狙う米国の若者」を
お読みいただくと、

実際、上記に当てはまる
シルビア・ホールさん(38)が登場します。

シルビアさんは超倹約志向。

税引き後の所得の
およそ7割を「貯蓄」に回しています。


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シルビアさんの通勤は
(もちろん)徒歩です。

ときに
廃棄寸前の茶色くなったバナナを
探したりもします。

(でもシルビアさんは弁護士なのです)


シルビアさんの目標は40歳までに
200万ドル(約2億2000万円)を貯め、
「アーリーリタイア」すること。


(その後の計画も、具体的に考えておられます)

ところで、
上記記事内では
FIREという言葉が出てきます。

これは、
Financial Independence, Retire Early
の頭文字であり、

文字通り、

FIRE =
「経済的自立」と「アーリーリタイア」を
指します。



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日本で
インデックス投資を実践している人の中にも、

経済的自立とアーリーリタイアを
目指している人は、
決して少なくありません。


アメリカでは
このFIREの熱狂的支持者が
全米各地で集会を開いているそうです。

以下、引用)

最近マンハッタンで開かれた会合には
30人近くが集まった。

参加者の大半は20代ないし30代の男性で、
ビールを飲みポテトチップスを食べながら、

税金、インデックスファンド、
不動産投資などについて語り合った。

引用、終わり)



若い世代の間で、
このような傾向が顕著なのは
一体なぜなのでしょう?

おそらく、
若い人ほど
より遠くの【未来】を見ているからでは。



WSJの記事では、
「Your Money or Your Life」の共著者
ビッキー・ロビン氏の言葉を引用しています。

「ミレニアル世代は
ルールが変わったことを理解している。

親たちが作り上げたシステムが
崩壊しつつあることを理解しているのだ」



たしかに、
若い世代が感じている
社会に対する閉塞感
半端なものではないでしょう。

特に日本では、

既存の制度の
「わりの良いところ」を
上の世代が独占し、
逃げ切りを図っています。

若い人たちは、

自分たちにその「果実」は
回って来ないと
本能的に嗅ぎ取っているのでしょう。



ただ、わたしにはひとつ
疑問】に思うことがあります。

仮にシルビアさんが2年後に
アーリーリタイアを実現させ、

(記事内に書かれているように)

Airbnb(エアビーアンドビー)を使って
世界旅行に出向いたりして過ごしている
その【空間】とは、

今、シルビアさんが
働き、暮らしている【空間】とは、

まったく別の世界なのでしょうか?


B3-CG350_RETIRE_D_20181102104121.jpg

画像元)WSJ

もしかすると、
今、現に暮らしているのは
「ほんとうのシルビアさん」ではなく、

アーリーリタイアしたあとの彼女が
ほんとうのシルビアさん」になるのでしょうか?

この辺りを次回の記事で
考察したいと思います。

若者の新たな価値観。FIRE(経済的自立とアーリーリタイア)を読み解く その2)

あ




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