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リスク許容度とは、「心の許容度」と「数字の許容度」の合作です


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

人の気持ちは、
プラスの数字にも
マイナスの数字にも
敏感に反応します。

これって理屈ではありません。

たとえご資産が多く
経済的に余裕がある人でも、

最悪の1年に遭遇した場合、
資産の『マイナス幅』が
5%を超えるなんて
まったく許容できない!


という人もいます。

そう。
これって、
「気持ち的に許せない。」

⇒ これが【心の許容度】です。


実は「リスク許容度」には
もうひとつあります。

それは【数字の許容度】です。

たとえば、
1,000万円相当の
運用をしているあなたが、

最悪の1年に遭遇し
10%のマイナス」となってしまいました。
1,000万円 ⇒ 900万円 です。


あなたは意気消沈し、

「もう自分の運用はダメではないか・・」と


思い詰めています。

そうです、
【心の許容度】的には、
明らかに限界を超えている様子・・。

しかし、
『数字の面』で冷静に俯瞰してみると、
別の景色が見えてきます。


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実は、
あなたは毎月6万円程度、
お金が残せており、

保守的に見積もっても、
年50万円程度のボーナスがあります。

この二つを合わせると、
年間120万円程度は
恒常的にお金が残る人、なのです。



今年は
たまたまマイナス100万円の
投資成績になってしまいましたが、

来年も、
今の生活を維持していれば
年間120万円程度、お金が残ります。

つまり?

つまり、
客観的に「数字」で
あなたの状況を眺めれば、

100万円程度の「投資のマイナス」は
十分『許容できる範囲内』なのです。

これが、
数字の許容度】です。


資産運用でしばしば語られる
「リスク許容度」とは、

【心で感じるリスク許容度】と
【数字から見たリスク許容度】の
合作なのですね。


以下、
こんなふうに想像してみてください・・。

あなたと、同じ年齢で、
同じ職種で
同じ手取り収入で、

その他諸条件も同じ「Bさん」が
いるとしましょう。

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唯一の違いは
それぞれの『お金の残り方』です。


あなた・・年間120万円程度。
Bさん・・年間30万円程度。


とすれば、
【数字上のリスク許容度】では、

Bさんより、
あなたのほうが
リスク許容度」が高いと云えます。


では、
あなたとBさんが
同年齢、同職種、同じ収入、
お金の残り方も同じとしましょう。

あなた・・独身です。
Bさん・・子どもが3人います。
(配偶者は働いていません)


どちらのほうが
『数字上のリスク許容度』は高いですか?


あなた・・去年、
3800万円のローンを組んで
都心にマンションを買いました。

Bさん・・賃貸に住んでいます。


どちらのほうが
『リスク許容度』は高いですか?


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(※ 以下、おふたりの職種は
違うものとします)

あなた・・お勤めの会社は
営業利益がここ10年純増。
(ライバルも少なく、独自技術で
市場寡占率が高いです)

Bさん・・お勤めの会社は
業界の競争が激しくリストラの可能性も。


どちらのほうが
『リスク許容度』は高いですか?


あなた・・
ご両親はすでに他界されています。

Bさん・・ご両親は資産家。
(おまけにBさんは一人っ子です)


どちらのほうが
『リスク許容度』は高いですか?


このように
あなたというお人の経済的状況は
横断的に診て、
評価されるべきものなのです。


ファイナンシャルプランニングで
しばしば投資と直接関係ない
設問が為されるのは、

あなたの
数字上のリスク許容度を
深く知ろうとする試みに他なりません・・。


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