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投資の民主化をもたらした巨人、ジョン・C.ボーグル逝く


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

バンガードの創業者である
ジョン・C.ボーグル氏が16日逝去されました。
(ご冥福をお祈りいたします・・)

無題


氏は、
1976年にスタートした
「個人向けインデックスファンド」の生みの親です。

そして氏は
資産運用業界では珍しい
真のイノベーター(革新者)でした。


運用業界において、
「お客様のメリットを最優先する」

すなわち、
「Clients First(クライアント・ファースト)」
いち早く打ち出し、
それを頑なに実行した経営者です。

たとえば・・、

〇 投資信託の運用会社が
販売会社を通さずに
直接、消費者にファンドを販売する形態、

『直販』を普及させたのもボーグル氏。


(当時、
インデックスファンドを売っていくための
「唯一無二の戦術」だったのでしょう)


そして、

〇 『直販』を選択したからこそ
実現可能となった、
販売手数料(購入時手数料)ゼロ、
「ノーロード型ファンド」というカタチ。


また、

〇 投資哲学として、
【長期・分散・低コスト】という考え方を
広く世に浸透させた功績も大きいです。



順風満帆と思われがちなバンガード社ですが、
設立当初は辛酸をなめた様子が
こちらの記事から伺えます。

世界最大の投信会社は7年間資金が減り続けた…。
バンガードはなぜ資金を集めることができたのか?



上記記事によると、
バンガードが会社をスタートさせて以来、
資金流出がなんと7年近くも続き、

当初25億ドル程度あった純資産額が
約6億ドルまで減ってしまったのだそう・・。

同記事は、

バンガード・インベストメンツ・ジャパン元社長の加藤隆さんと、セゾン投信社長の中野晴啓さんの対談なのですが、
以下、加藤さんのコメントが印象的です。

 加藤 実際、ボーグルさんも、
さすがに途方にくれたそうですよ。
でも、彼には確たる信念があったのでしょうね。

新しい時代の投資信託は
インデックスファンドであり、
それを直販で販売することが、
投資家のためになるということを確信していた。

その信念が非常に強かったので、
逆境にも耐えることができたのだと思います。



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ボーグル氏は
自分は投資家のためになることを
行っているのだという
揺るぎない心を持っていました。

鋼の精神をもって
ただ「自分の信じる道」を貫く、

その行動力、
ぶれない姿勢に
わたしは心から敬意を表する者です。


そして、
ボーグル氏が切り開いた道は
その後の運用業界の【地図】を
大きく塗り替えることになりました。

インデックスファンドは今日、
世界中のさまざまな投資家に支持され、

投資の民主化、
すなわち「投資家ファースト」を
実現させた道具として
広く認知されています。

その礎を創ったのが、
巨人ジョン・C.ボーグル、その人なのです・・。


▼ こちらの記事もご参考に!
ファンド資産が増える ⇒ 手数料が下がるの摩訶不思議・・(バンガード社探訪記)

ボーグル像

2012年に
バンガードツアーに参加した際に
撮影したボーグル氏の銅像。




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