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一般NISAか、つみたてNISAか?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

先日の『投資の三重奏を学ぶセミナー』で
NISAについていくつか質問をいただきました。

今日は以下『ご質問』をご紹介したいと思います。

横川さん(仮名)

2016年に一般NISAで投資信託を買いました。
資金投入は一度きりなのですが、
今はマイナスになっています。

現時点では
つみたてNISAのほうが良いかなと思っていますが、
つみたてNISAに変えると
(一般NISAが)ロールオーバー出来なくなり、

2016年に買った投資信託が、
果たして2020年末までに
うまく利益が出るのか心配になります。

一般NISA枠で買った投資信託は
(ロールオーバーしてでも)
持ち続けたほうがよいのでしょうか?



一般NISAか、つみたてNISAか?
コレ悩みますよね。

〇『時間の利益』を信じて
一般NISAで買った投資信託を
2020年末まで持ち続ける・・

(もし利益が出ているようなら「売却」する)

〇 もし利益が出ていないなら?
ロールオーバーする・・

これが教科書的な
アドバイスになると思います。


が、しかし・・。
これって、
「一般NISA」のみを見たアドバイスでは?


つみたてNISA、一般NISA、
どちらを選択するかは、

・投資期間の『長さ』を優先するか、
・投資の『資金の大きさ』を優先するか?
という命題です。



横川さんがiDeCoや
特定口座も利用されているなら、

別にNISAだけが
『投資の窓口』ではないわけです。

ここは(虫の目ではなく)
鳥の目を持って
【運用資産全体】を見るべきでしょう。


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投資を長く同じ姿勢で続けるコツとは?


わたしはズバリ、
『期間』に縛られないことだと思います。

私たちは往々にして、
ある期間内で決断を迫られるときに

焦って、
余計なことをして、
自分のスタイルを崩してしまうものです。

NISAについては
投資期間の『長さ』を優先し、
つみたてNISAの枠に変更すべきと考えます。


そうすると?

16年、一般NISA枠で買った投資信託が
2020年末になっても利益が出ず、
仮に『ロールオーバー』するとなると、

(たとえばSBI証券では)
2020年の10月から12月の間に、

つみたてNISAから
一般NISAへ変更の届け出をし、

2021年は「一般NISA枠」にして、
『ロールオーバー』する必要があります。


(したがって、2021年は
つみたてNISAに資金投入はできません



そしてまた、
2021年の10月から12月の間に、

一般NISAから
つみたてNISAへの変更を行うわけです。


コレ、忘れてしまったりしませんか・・?


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しかも、
ロールオーバー後の『5年間』も、
横川さんは

「この投資信託はいつ売るべきだろう?」


という【悩みのタネ】を抱え続けるわけです。


ご質問の中で横川さんは

2016年に買った投資信託が、
果たして2020年末までに
うまく利益が出るのか心配になります。


と言及されています。

一般NISA最大の問題は、
非課税期間が
短く区切られてしまっている点なのです。


『期間』を意識すると、
どうしても
投資対象の価格を見る回数が増えます。

回数が増えると、
思考の半径がどんどん短くなり、

些細なこと(アップ&ダウン)に
気持ちが反応しがちになります。

これって「不健康」だと思いませんか?


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わたしは(横川さんの場合)
ロールオーバーという選択肢は捨てて、

2020年の年末までに
(一般NISA枠の)投資信託は
売却してしまったほうがよいと考えます。

NISAの【種目変更】など
そもそも気にしなくてよいように、
『つみたてNISA』一本でいくのです。


くり返しになりますが、
横川さんの投資は
NISAという窓口だけではありません。

また、

2016年に買った投資信託が、
果たして2020年末までに
うまく利益が出るのか・・


これが心配で心配でたまらないなら、

今、この時点で

一般NISAで買った投資信託を
『特定口座』に払い出すことも
選択肢に入れましょう。


(横川さんの場合、16年時点で
一度しか一般NISA枠に
お金を入れていないわけですから)


非課税という恩恵はなくなりますが、
投資の『期間』でいうと、

(特定口座では)
ずっと長く持ち続けることに
何の制約もなくなるわけです・・。


虫の目ではなく、
鳥の目を持って、
【運用資産全体】のシンプル管理を目指しましょう!


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