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「i シェアーズ MSCI チャイナ・インデックスETF」の中身は同じではありません


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしが投資信託と出会ったのは
1998年の暮れのことですが、

2000年にFPオフィスを開業し、
その後、事業の立ち上げに
忙殺されることになります。

ちょうど1年が経った2001年。
「CNBC Asia」(ケーブルテレビ)を
観ていた時のことです。

キャスターの Bernie Lo 氏が、

無題


「来週、中国株式ETFが香港市場に上場します。」


とコメントしていました。
(11月21日のことでした)


そのETFとは、
i シェアーズ MSCI チャイナ・インデックスETF
(銘柄コード 2801)

当時の呼び名は、
「MSCI チャイナトラッカーファンド」でした。

わたしはLo氏のコメントを聞いて、
とうとう中国株式のETFが登場するんだ!
と興奮していたのを、
昨日のことのように憶えています。


しかし、
このETF(2801)の中身は
当初きわめて『いびつなもの』でした。

上場時の組み入れ企業は
たったの「28社」!

わたしが2003年に
当該ETFを購入したときも、
組み入れ銘柄は「34社」にすぎませんでした。


image.jpg


2003年当時の組み入れ第1位は?


「チャイナモバイル」でした。
(携帯電話の会社ですね)

純資産額に占める割合は
ナント約27%!

第2位の「ペトロチャイナ」は
およそ11%を占め、

たった2社でETF全体の
40%近くを占めていたのです。



ところが、
2018年9月30日現在の
「i シェアーズ MSCI チャイナ・インデックスETF」
上位組入れ企業を見てみると・・。


チャイナインデックス

ファクトシート』より。


まったく違う風景が広がっていますね。

「チャイナモバイル」の
組入れ比率は3.75%に。

(ペトロチャイナは上位10銘柄には
見当たりません)

代わって上位企業には、
テンセント、アリババ、中国建設銀行などが
名を連ねています。



2003年当時、
組入れ銘柄「34社」だった
チャイナ・インデックスETF(2801)ですが、

2006年には組み入れ企業が「63社」となり、
2013年には「138社」になり、

そして、2018年9月末には
「361社」にまで拡大しています。


baby-surprised-340x231_201610081225060cc.jpg


ETF、インデックスファンドが連動を目指す
指数」とは、

このように、
経済の拡大、
産業構造の変遷に伴って、

構成される銘柄(企業)が
大きく入れ替わっていきます。
(特に新興諸国において!)



そして不思議なことに、
私たち投資家は
(今の例で言いますと、)

「i シェアーズ MSCI チャイナ・インデックスETF」
ひとつを持ち続けるだけで、

保有する【中身】が
かくもダイナミックに変遷、
新陳代謝してしまうわけです・・。



もちろん、
今日の例は
「一ヵ国の株式インデックス」ですので、

新興国株式全般や
先進国株式全般への投資の場合、
中身の変遷は
もっとマイルドになりますが、

それでも、
「インデックス投資」は、
十分にアクティブな要素を
持ちあわせていると言えるのです。


あ



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