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「やりたい運用」VS.「やるべき運用」


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

灯台下暗し、とは
上手く言ったものです。

「株(カブ)なんて、
そんな汚く怖いモノなんか
触るものか!」


という人が、

株式会社で
働いていたりします(^^)

(実際、「株式のしくみ」の
恩恵を受けているのです)


→ たとえば、
いくつかの会社に増資を引き受けてもらい、

お勤めの会社が
(それで)設備投資を行って、
会社の利益が増え、

さっき
「株(カブ)なんて、
そんな怖いモノなんか触るか!」
と言っていた人のボーナスが、

増額されたりするわけです(^^)


また、

「投資のようなものには一切興味ないよ!」


という人の、

国民年金や厚生年金保険料は、
(GPIFを通じて)

内外の株式、債券などに
広範に分散され
「投資」されています。


portfolio.png

GPIF『基本ポートフォリオ


企業年金もそうですね。

「やっぱ郵貯の貯金がいちばん!」


と言っている人の
退職金の原資が、

(企業年金という大きなフクロの中で)
これまた内外の株式、債券などに
「分散投資」され、

そのお金のいくばくかが、
「郵貯の貯金がいちばん!」
と言っていた人の
企業年金となって支給され、

その人の『老後の生活』を
支えたりするわけです(^^)

・・まあ、
投資と完全に無縁な人なんて、
ほとんどおられないのでは・・。



灯台下暗しの、
【灯台】を冷めた目で見上げてみると、

〇 他人の
〇 大規模なお金を
〇 運用している主体は、

ほぼ例外なく、
『長期』で『分散』しながら
『低コスト』を心掛け、
運用を行っています。


その理由は?

なんとなく「気分」で運用をして、
大事なお金を
減らすわけにはいかないからです!



『未来 = 不確定』という
過酷な前提の中で、

長い目で見て
(大きく減らさずに)
資産を増やしていくためには
一体どうすればよいのか?


その『最適解』を、
試行錯誤を繰り返しながら、
探し求めているわけですね。


企業年金の運用について、
日経新聞電子版のこちらの記事内に
興味深い『図表』を見つけました。
(2018年6月27日付 記事)


無題

(上記は
JPモルガン・アセット・マネジメントが
国内の確定拠出型の年金基金などを対象に調査。
123の年金から回答を得て作成したもの)


図表内にも、
「オルタナティブ投資の比率が高まっている」
とありますが、

特に
私募不動産投資信託への需要が
高くなっているようです。

(オルタナティブとは、
代替可能な」の意で、
不動産やコモディティ、未公開株などを指します)


二つ目の特徴は、
国内債券の割合が年々減り、
(それに比して)外国債券の割合が増していること。

※ これは明らかにマイナス金利の影響でしょう。


そして三つ目、
株式の中で見ると、

【日本株式の割合が
年々減っていることが分かります。】


日本の企業年金の運用といえども、
「日本の資産」を
特別視していないことが分かります。

(冷めた目で、
大局的に投資対象を見ている証左でしょう)



business_crowdfunding.png


このような企業年金の運用は、
私たち個人投資家に
大きな【示唆】を与えてくれます。

ズバリ、
企業年金の担当者は
やりたい運用」はやりません。

長期に渡って
(大きく減らさずに)
資産を増やしていくためには
どうすればよいのか?

それをいつも頭の隅に置きながら、
やるべき運用」を実践しているのです。

(→ その結果「長期」「分散」
「低コスト」になっているに過ぎません・・)


あなたは
「やりたい運用」「やるべき運用」
どちらを行っていますか?

あ




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