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あるいは、ジョージ・スティーブンスさんの選択


こんにちは、カン・チュンド です。

1989年当時、
わたしはアメリカに住んでいました。

年末に日本に帰ってきた時、
久米宏が ニュースステーション で
「日経平均株価がまた 最高値 を更新しました」

とコメントしていたのを覚えています。
(結局、12月29日に 日経平均株価 は 38,915円 を付けます)

しかしこの年、1989年は(世界で)
もっと「重要なこと」が起こっていました。

■ そう、【ベルリンの壁】が崩れたのです・・。

ベルリンの壁崩壊 ⇒ 東西冷戦体制の終焉 は、
2050年の高校のテキストにも出てくるであろう、
「エポックな出来事」でした。

東ドイツ、ポーランド、チェコやハンガリーや
ロシアやリトアニアなどの、

かつては【向こう側】にいた人たちが、
【こちら側】にやってくることになったのです。

白と赤に分かれていた世界は、
急速に交わり始めます。

ただ「時代の変わり目」というのは、
その時はなかなか理解できないものですね。

あとから振り返ってみて、
「ああ、あの時がそうだったのかな」
とみな確認するわけです・・(笑)

(例えば)1990年代を通じて、
アメリカ株式市場が高騰したのはなぜでしょうか?

ダウ平均)1990年 2,500ドル ⇒ 1999年 10,000ドル

(今から振り返ってみますと)
・共産主義というイデオロギーの終焉。
・グローバルな資本主義が浸透し始めた・・。

この「時代の変わり目」で、
誰がいちばん恩恵を受けるのか?
ということを、
お金のほうが嗅ぎ取っていたのですね。

(もちろん、IT革命 が進行したという背景もあります。
ただ、インターネットの発達も【冷戦終焉】のおかげですよね)

ベルリンの壁崩壊から今日まで、
アメリカ、西ヨーロッパ、豪州などの株式市場は、
その価値が何倍にもなりました。

この17年の間に、
先進国 だけでなく、
たくさんの【中進国】が誕生し、成長しました。

メキシコでも、スロベニアでも、
マルタでも、チェコでも、
南アフリカ共和国でも、

エストニアでも、クロアチアでも、
ハンガリーでも、ポーランドでも、
トルコでも、チリでも、

実にたくさんの人が
4ドアのクルマを買い、
クレジットカードを持ち、

夏には家族で旅行するという
【中産階級的な暮らし】を手に入れたのです。

白と赤が交わった
「グローバル化」という世界は、

中国、インドなどの新興国の【大国】はもちろん、
ヴェトナム、インドネシア、バングラデシュや、エジプト、

イラン、ナイジェリア、パキスタン、
フィリピンなどにも波及しています。

(もちろんそれぞれの国情に合わせて、
 カスタマイズされながら・・)

これらの現象を、
日本という「島国」に住む私たちは、
ある種の 達観 と 羨望 で
眺めてきたのではないでしょうか?

■ なぜならこの17年間、
日本の 株式市場 は成長せず、
世界経済はその 成長力 を高めているからです。

日本に投資するよりも、
世界に広く投資した方が、

・潜在リスクが低く、かつ
・より高いリターンが期待できる
 とわたしは思っています。

「潜在リスク」が低い、
と言うのは2つの意味からです。

ひとつ)

世界に広く投資することで、
一国一国のリスクを分散させることができる。

それぞれの国には好景気・不景気の
【ブレ】がありますから、
世界に広く投資することで、
トータルリスクを軽減させることが出来るのです。

ふたつ)

リスク を、
リターンが【ブレる】大きさ と規定すると、
過去17年の日本株式のリスクは大きすぎました。

それでも、
日本以外の世界株式 と比べて
高いリターンを実現していればよいのですが、
まったくそうではありませんでした。

つまり(身も蓋もない言い方をすると)

リスクはすごく大きいのに、
(世界株式に比べると)
すごく小さなリターンしか実現できていないのが、
日本株式 なのです。


イギリスの貿易商
ジョージ・スティーブンス(1841~1917)は
次のような言葉を残しています。

「今まで蓄えてきた【資産】を活かすんだ・・。
そのためには 世界 に投資することだ。

イギリス一国に 投資の成否 を託すより、
世界に広く投資することで、
投資が成功する可能性は高まる。
なぜならこの先、世界はもっと狭くなるだろうから・・」


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