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投資信託の『運用レポート』、小さい工夫見いつけた! その1)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

あなたは投資信託の月報、
いわゆる
運用レポート』を観たことがありますか?

(「運用レポート」は、
運用会社のサイトに行けば
誰でも無料で見られます)


このレポート、
法令で義務付けられている情報は
一通り載っているのですが、

なんと言いますか、

痒いところに手が届く
「あっ、そういうことだったの!」という
類の情報は、
まだまだ少ない気がします。

以下、さまざまな『具体例』を挙げながら、
運用レポートの小さな工夫を
お伝えしていきましょう。


balanced-mutual-fund_20160706123017a05.jpg


その1)

「マネックス資産設計ファンド<育成型>」
運用レポート


「5ページ」をちょっと覗いてみましょう。

当ファンドは『バランスファンド』であり、
複数のマザーファンドを組み合わせて
ファンドを形成しています。

たとえば、
【外国株式マザーファンド部分】
【外国債券マザーファンド部分】が、

この1ヶ月で
<このくらいの成績でした!>
というのは【数字】を見れば分かります。


でも、
下記のように、


マネックス


為替の差益
または『為替の損失』が、

たとえば、
外国株式マザーファンドの【成績】に
どの程度影響を与えているのか、

『数字』で分かったほうが
「痒いところに手が届いている!」
という気持ちになりますよね?



まず、当該ファンド自体は
この1ヵ月で
基準価格がプラス298円になっています。
(合計のところ・・)

細かい話になりますが、

この1ヵ月で
信託報酬(運用管理費用)が
『5円分』引かれたことも

如実に分かりますね。

(正確に言うと、
ファンドの名目上の成績プラス303円から、
信託報酬等という『コスト』を
5円引いて、

ファンドの基準価格が
今月はプラス298円になったね、
と認識されるわけです・・)



また、上記の表では、

外国債券(外国債券パッシブ・ファンド・マザーファンド)
  17円
内為替要因 17円


と記されていますが、

これは、
外国債券マザーファンドの
プラス17円の成績のすべてが
『為替の差益』だったということ。


ただし、
前々月」のレポートでは
まったく違う様相でした。

外国債券(外国債券パッシブ・ファンド・マザーファンド)
  マイナス8円
内為替要因 マイナス27円


と記されていたのです。

「えっ、これって??」

外国債券自体の成績は
プラス19円でしたが、
『為替の差損』が
マイナス27円分生じて、

結果、外国債券マザーファンド
そのものの成績は、
「マイナス8円」になったということ・・。


1434454545-3867.jpg


その2)

「ピクテ・マルチアセット・アロケーション・ファンド」の運用レポート


当該レポートの1ページ目に注目!

[ご参考] 基準価額変動の内訳
を見てみましょう。


ここを見ると
ファンドの価格変動に対して、

各組み入れ資産が
どのように『寄与』しているかが分かります。

そしてチェックしてほしいのが
【信託報酬等】のところ・・。


ピクテ 信託報酬等


たとえば、
当該ファンドは
2013年の12月に運用を始めていますが、

2019年2月末現在、
ファンドの基準価格は
「10,735円」となっています。

もちろん、
これは当該ファンドが
株式や債券やオルタナティブで
運用してきた結果(成績)そのものですが、

同時に、
13年12月以来、

【トータルで
623円分もの信託報酬等を支払った】

あとの結果でもあるわけです。



このように
信託報酬(運用管理費用)の累計
「数字」として示すことで、

ファンドの現在の成績と、
これまでコストとして支払ってきた
【信託報酬等の重さ】が、
比較できるのではないでしょうか?

このような【情報の開示】は、
他の「運用レポート」でも
積極的に進めてほしいと思います・・。

あ


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   4月27日()~5月6日(




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