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市場の掬い方(辛めのインデックス投資考・・)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

先週の日曜、
仕事からの帰りの電車内(山手線)で、

車両の床に直に寝ている
酔っ払いさんを見かけました。

(すみません、
こういう人とは
お友達にはなりたくありません)

人との付き合いにおいては、

誰と親しくなりたいか
誰と親しくなりたくないか、
私たちは無意識に選んでいるはず。


shinpai_man.png

投資対象においても、

「これは好き。」
「これは嫌いだ。」という線引きは、
当然誰の中にもあるでしょう。


ところが、
インデックス投資って特殊なのです。


インデックス投資は
『市場平均』を
そのまま買ってしまうため、

それほど好きでない、
嫌いだ、
興味ないよ・・
という「銘柄」も、

あなたのお金で
たくさん買うことになります。



インデックス投資の話の中では、

「ココが
生理的に気に入らないんだ。」

という批判が
しばしば飛び出すことに・・。


たとえば、です。

2015年、
東芝の不正会計が発覚し、
利益の水増し額は
1000億円を超える事態に。


東芝


でも、
TOPIXインデックスファンドを
買っている人は?


東芝の株も
ずっと持っていたわけです。


巨額の『粉飾決算』を目にして、

道義的に、
上場廃止 → 東芝の株価「ゼロ円」に
なったほうがよいのではないか。


と思った人も少なくないはず。

この「銘柄」を持つのはイヤだという、
一個人投資家としての心情ですね。


ところが、
市場全体を投網で掬う
「インデックス投資」は、


東芝という一銘柄を
いっこうに気にしません。

上場廃止になる、ならない、
株価下がる、上がる等はまったく意に介さず、

ただ、市場の一部として
掬って持ち続けるだけなのです。
【ある意味、冷徹。】


逆に株価が
急騰している「銘柄」はどうでしょう。

PERが80倍にも
90倍にもなった企業の株も、
「インデックス投資」は平然と持ち続けます。

その「一銘柄」に対して
「高すぎる?」「安すぎる?」という
価値づけなど、まったく行わない。

ただ市場の一部として
その「高騰株」を掬っているだけなのです。


srufing_man.png


ちょっと想像してみてください。

価格が膨れ上がった「銘柄」は
当然注目を浴び、
さまざまな予想に晒されます。

ところが
インデックス投資は、

A 今は高騰していても、
2年後には暴落している。


B 今は高騰していると見えても
利益の伸びがあとから付いてきて
「価値」が「株価」に追いついてくる。


ABどちらであろうと、

そんなことは
意に・介さないわけです。



過去を振り返らないし、
未来も予想しない。

今のこの状態を
最大限に尊重し、

ひたすら今を映し出すこと、
(そして)それを続けることを

「インデックス投資」は
何より大切にします。

【なんだか超然としている。】



実はわたしは、
夢見る父さんの以下の記事を読んで
なるほど・・と感心したのです。

またもやインデックス投資批判


インデックス投資に対する批判のうち、

②インデックスには腐った銘柄もあって、
それを取り除けば良い成績になる


に応える形で、

夢見る父さんは
次のように記されています。

以下、引用)

どれが腐った銘柄か、
その後腐り続けているかは
事前にわからないということです。

10年前に、
「東京電力株は腐っているから
インデックスから外せ!」

なんていったら相手にされなかったでしょう。

一方で、東京電力株は
2012年の最安値120円が、

今年の高値は6倍以上の
760円にもなっています。

東電が腐っていると
2012年にインデックスから外していれば、
それについていけませんでした。

引用、終わり)


たしかに・・。

好き、キライ。
興味ある、興味なしを
超越しているのが
インデックス投資なのでしょう。

【どこかオトナの味がします・・】

追伸)

「全世界株式インデックスファンド」を
お持ちの方は、

今日の記事の「銘柄」を
」に置き換えて
今一度読んでみてください。

あ




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