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運用会社さんはラーメン屋さんに学ぼう


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

昨今、金融庁は各金融機関に
「フィデューシャリー・デューティー」

つまり顧客本位の業務運営を行うように
強く求めています。

が、よく考えてみますと、
『顧客本位の業務運営』って
街角のラーメン屋さんもやっていますw


たとえば、
投資信託の運用会社で云うと、

どうして『顧客本位の業務運営』に
なりにくいのでしょうか?

一言でいうと、

運用会社さんにとっての『お客さん』が、
ファンドを購入する人ではなくて、
別の人になってしまっているためです。

「金融機関さん?」
はい、そうです。


多くの運用会社では(いまだ)
金融機関さんの求めに応じて
『ファンド』を作っている・・
という感覚があるのでは?



1123676.jpg


たとえば、
自分たちが作ったファンドを

〇 銀行や証券会社などの
『販売の窓口』に卸す、


という感覚です。


あるいは、

〇 DC(確定拠出年金)の場合は、
運営管理機関(金融機関)に
自分たちが作ったファンドを
卸しているという感覚。


いずれの場合も、
運用会社はファンドを買う人と
直接接しません。

(これまで、
直接・接しようとも思わなかった?)



前者の例では、
銀行や証券会社が
「百貨店」のように君臨し、

後者の例では、
運営管理機関という名の金融機関が、
大きな「問屋」の如く存在しています。

残念ながら、
投資信託という商品の
『届けられ方』としては、

根深くずっと、

〇 運用会社(メーカー)
   ↓
〇 販売会社(金融機関)
   ↓
〇 エンドの消費者

 
だったわけです。


これって『おコメ』でいうと
どうなるでしょうか?

〇 農家さん(メーカー)
   ↓
〇 農協(JA)
   ↓
〇 エンドの消費者

 
ですね。


でも、
『ラーメン屋』さんは違います。


Ramen_Shop.jpg


ラーメン屋では、
作り手と、直接の売り手が「同じ」です。

だから顧客本位の経営がしやすいのです。


(というか、
そうしないと生き残っていけない!)


仮に『おコメ』でも、

・ユニークで、
・独創的なアイデアを持つ、
農家さん(株式会社も可)が

・あなたに直接
・「おコメ」を届けてくれるという
選択肢があったほうが、

より多様で、
より美味しいおコメを食せる可能性が
増すと思いませんか・・?



〇 農家さん(メーカー)
   ↓ 直接
〇 エンドの消費者 

のイメージですね。


投資信託でも、

〇 運用会社さん(メーカー)
   ↓ 直接
〇 エンドの消費者

 
の形態、
つまり「直接販売」のカタチが
もっと増えるべきだとわたしは思います。


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運用会社が
【商品の使い手】である消費者と直接つながり、

その利便性や潜在ニーズを嗅ぎ取って、

投資信託(商品)の改良、
投資信託(商品)の独創を
ダイレクトに行える『立場』に立つわけです。


わたしが
現状の投信業界に落胆しつつも、

今後の投資信託について楽観しているのは、
この『ワクワク感』のせいです。

ラーメン屋の如く、
作り手と売り手が一体となった場合に、
投資信託の新たな可能性が見えてくるはずなのです。

あ




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