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『長官に聞いてみよ~!』で金融庁の本気度が見えてきた?(つみたてNISAフェスティバル2019)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

4月20日(土)に金融庁主催
つみたてNISAフェスティバル2019』が開催されました。

すべてのパートを
包括的にまとめてくださっている
お二人の記事に注目!(ぜひご一読を。)

〇 ザリガニさんの記事
つみたてNISAフェスティバル2019 に行ってきたよ!|内容の書き起こしと感想

〇 愚者小路さんの記事
【緊急企画】つみたてNISAフェスティバル2019開催!力の限り議事録を配信します!


つみたてNISA 2019


わたしは
『長官に聞いてみよ~!』のコーナーで
遠藤俊英金融庁長官にインタビューしました。

長官はとってもパワフルで
好奇心満載の方でしたよ。

以下、ざっくり長官の発言主旨を
まとめておきますと・・。


質問1:

「投資は怖いもの」との印象がある中、
つみたてNISAのイメージを明るく伝える方法はないのか。
まずは、「つみたてNISA」のメリットについて、
長官のほうから、「明るく」お伝えいただきたい。


〇 つみたてNISAは
「時間軸」と「空間軸」を広げられる方法。
そこがメリット。


質問2:

金融庁は金融機関に
「フィデューシャリー・デューティー」、
つまりは顧客本位の業務運営を求めているが、

これは裏を返せば、金融機関がこれまで
「顧客本位の業務」を
怠ってきたということですか?

 
〇 これまで金融機関は
『利益追求』と『顧客本位』のバランスが悪かった。


【★ わたしが
保険会社のコスト開示姿勢について伺うと・・】


〇 特に外貨建て保険だが、
けっこうな手数料を取っている。

「運用部分」と「保障部分」を分けて、
運用部分についての手数料を開示すればよい。


これは、↑ぜひ実現していただきたい!

(わたしのほうからは、)

投資信託の手数料と
投資型保険の手数料が
フェアに比較できるようになればいいと、
申し添えました。


遠藤長官

※ 画像は吊ら男さんからご提供いただきました。


質問3:

就職すると、給与受け取りのため、
銀行口座を必ず開設すると思われるが、
証券口座は開設しない。

入社時に併せて証券口座も開設するというのが、
カルチャーとして根付けば、
投資をする人も増えてくるのではないか。


(はじめに
長官から持論の展開があったあと、)

【★ わたしから、
そもそも給与口座が
「銀行」である必要はあるのでしょうか?
と伺いました・・】


すると長官は
「そんなことはありません」と
答えられました。


〇 銀行、証券・・という
『タテ割り』の考え方は今までのこと。

業態別に
間口が広い体制(横割り)に
変えていかないといけない。

※ 今回のインタビューで
 ↑もっとも興味深かった点
です。


無題


私たちの
金融サービスに対するイメージって?

銀行、証券、保険と
「提供するサービス」が
タテに分かれている図ですね。

でも、これってもう時代遅れで、

今後、金融サービスは
50~60年に一度くらいの
大激変期』を迎えるとわたしは思います。


すでにさまざまな金融会社が
「ワンストップ型」のサービス提供を
行えるようになっているため、
(もしくはそれに近づいているため、)

今後は
『消費者』であるあなたが、

どんな業態の
金融サービス会社を選びますか?


になってくるわけです。


たとえば、
ホテルのような
ラグジュアリーな感じのサービスを求める?

標準的な質で
たとえばスーパーマーケットで
(金融サービスを)購入するのか?

はたまたオンラインサービスでOK?

いや(もっと進んで)
スマホだけで
ほぼすべてのサービスが
完結する形を求めるのか?

(すなわち「業態別」になってくるわけです)


質問4:

親が貯蓄しかしていなければ、
その子供も「投資は怖いもの」
という印象を持った状態で大人になってしまう。

親が投資し、その背中を見せるだけで十分
「金融教育」なのではないか。


〇「まさにその通りです」という
長官のコメント。

〇 意外に?
親子向けの金融教育が効果があるんですよ。
という言及もありました。


これって?

長官は具体的には、
ららぽーと富士見店で行われたイベント

『親子で学ぶ!お金の仕組み』presented by金融庁
について話されていたのです。


未来の遊園地

※ ららぽーと富士見 「チームラボ★ 学ぶ!未来の遊園地


〇 子どもは(お金について)
面白がりながら学んでいくんです。

それで、子どもが学ぶと
親も一緒に興味を持って学んでいく。


たしかに・・。
「親子共に」というのは
いい作戦かもしれませんね(^^;


その後、

【★ わたしから
お金のことを「汚い」と感じてしまうのは
日本人のメンタリティーなのか?と伺いました・・】


長官は、

二宮尊徳の言葉

【道徳なき経済は罪悪であり、
経済なき道徳は寝言である】

引き合いに出しながら、

お金と道徳は両立されないといけません・・。
と強調されていました。


質問5:

つみたてNISAはスイッチングができない、
恒久措置ではない、ジュニアNISAが複雑である等、
課題もあるのではないか。

金融庁としては今後、
NISA制度の一層の普及を目指すのか、
それとも多様性を持たせるため
異なる政策を検討する方向なのか。


ここでは長官は、
非課税期間の『恒久化』が必要と
明確に言及されていました。

【★ わたしから、
財務省との折衝が大変ですね、
と振らせていただくと・・、】

〇 わたしはもともと
大蔵省の主税局にいたので、
相手が何を考えているか分かるんです(笑)
とおっしゃっていました。

「なるほど・・(笑)」

つみたてNISAの『恒久化』は
ワニーサ君も切望しているはずです!


ワニーサ


今回、遠藤長官にいろいろと質問出来たことは
わたしにとっても貴重な体験でした。

金融庁におかれましては、
引き続き
時代の変化を恐れない
柔軟な『インフラ作り』に

邁進していただきたいと思います。

そして最後に・・)

金融機関さん!

「顧客本位」を真摯に追求することが
長い目で見て、
金融機関の「利益」につながるのです!


あ




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