金融機関のNPSってなに?(ネット・プロモーター・スコア)
こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。
まずあなたに『質問』。
「あなたは大和証券を、
あなたの友人、家族に勧めたいと思いますか?」
・・どうですか?
えっ、い、いきなり言われても・・。
実は
「あなたは〇〇〇〇を、
あなたの友人、家族に勧めたいと思いますか?」
を、『数値化』したものを
NPS(ネット・プロモーター・スコア)
といいます。
要はこのNPSが(プラスで)
その数字が大きいほど、
その企業に対する『愛着』、
『信頼』の度合いが高いことを示します。
もちろん、
上記の答えは
「すごーく勧めたい!」
から、
・
・
・
「ぜんぜんダメ。絶対勧めない!」
まで、
さまざまな『温度』が存在するはず。
NPS(ネット・プロモーター・スコア)の算出の仕方は、
「薦める人」の割合から、
「批判する人」の割合を引いたものです。
こんな感じ。

画像元:株式会社Emotion Tech
実は日本でNPSの調査をすると、
(米国に比べ)低めの数値が出るのだそう。
なぜなら日本人は
プラスもマイナスも、
極端な評価を避ける傾向にあるためです。
上記を留意していただきながら、
たとえば、
『産業別(業種別)』で
NPSの差異がどのくらいあるのかを
想像してみましょう。
下記は
2018年の業界別のNPSランキング1位と
平均NPSの表です(一部抜粋)
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション調べ)

画像元:
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション
ご覧の通り、
ほとんどの業種のNPSは
たとえその業界1位の会社でも、
マイナスになっています。
ただ(その中でも)
「対面証券」のNPSの低さは際立っています(-_-;)
(なんと、業界平均NPSがマイナス56.3ポイント!)
さらに続けます!
日経リサーチが測定した
【金融機関別のNPS】を見てみましょう。
(金融機関顧客評価調査「金融METER」2018年版)
業態別NPS(各業態の測定企業平均)

画像元:日経リサーチ
なんだか
(数字のあまりの低さに)
悲しみさえ滲み出てきます・・・(-_-;)
金融機関がこれまで、
一般消費者に
「いかに信頼されてこなかったか」
= いい加減なサービスを為してきたかが、
分かってしまいます。
が、翻って考えると、
(うまくすれば、ですが)
「伸びしろ」がもの凄く大きい
ということも言えるわけで・・。

銀行、証券、保険会社
FP(ファイナンシャルプランナー)など、
彼ら/彼女らが提供するサービスが、
(もちろんカンくん、君も含めて!)
まっとうで
誠実で
自信を持って親族や友人に紹介できる。
というようになれば、
多くの人がハッピーになるはずなのです。
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