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古くて新しい国『インド』について


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしは1991年と2010年、
二度にわたってインドを訪れています。

双方の旅で感じた『落差』は、
わたしの人生の中でも特筆すべきものでした。

91年            2010年
ニューデリーには   牛がいない!?
牛がいっぱい。

みんな民族衣装。  ジーンズ履いている若者多数!

みんなチャイ飲む。 コーヒーショップ乱立!



何より驚いたのは2010年、
サウスデリーのレストランで
カップルが手をつなぎながら
見つめ合っている光景!
を目にしたとき。

91年当時は(文化的に)
人前でイチャイチャするのは
タブーであったはず・・。


163861447.jpg



インドはこれから先、
(歴史上はじめて)
『製造業』には由来しない
中進国となる可能性がある国だと思います。



文字通り、
ハード(箱)ではなく
ソフト(柔軟な中身)
インド人の持ち味なのです。


たとえば「数学」!


皆さんご存じのように、
インド人は
2ケタ同士の掛け算をふつうにしたり、

41ルピーの買い物をして
100ルピー出そうとすると、
「1ルピー持ってないか?」
さらりと聞いてくる
数字的センスを持ちあわせています。


21世紀は
さまざまな新しいビジネスが
勃興するでしょうが、

これからの産業の『根底部分』を成すのは?
(ずばり)
膨大なデータ収集とその解析なのです。


これらの分野で
多数のエンジニアを輩出するインドの
経済的ポテンシャルは計り知れません。


一例ですが、
世界的なIT人材を養成する
インド工科大学(IIT)の卒業生には、

インフォシスの共同設立者である
ナラヤナ・ムルティ氏、
グーグルCEOのスンダル・ピチャイ氏らがいます。

(また、インド人は米国人、
中国人と並んで「起業家精神」が旺盛です)


Varanasi.jpg


続いて「英語」!



91年、わたしはムンバイの映画館で
『ゴースト/ニューヨークの幻』という
映画を観ました。


ghost.jpg


英語の字幕も
ヒンディー語の字幕もないのに、
なんとインドの人たちは
みな同じところで「笑っていた」のです。

「アメリカ英語のジョークまで分かるんだ!」
とわたしは心底驚いたもの。


ネット上で溢れる情報の半分以上は
「英語」であり、今後ますます
国際間の移動は盛んになるでしょうから、

「英語」というソフトを身にまとう
インド人のアドバンテージは計り知れません。


もちろん『問題』もあります。


インドは「世界最大の民主主義国家」であるため、
政権がポピュリズムに走り過ぎると、
諸改革のスピードが遅延する可能性もあります。

そしてカースト制度・・。

91年の旅の際、
わたしは主にバスで移動したのですが、

ある小さな町の停留所近くに、
掃除をしている人達がいました。

身につけている衣服は粗末なもので、
ほこり(というかゴミと一緒に)
生活しているようでした。

身分の低いカーストに
属する人達ではなかろうかと思いました。


カーストについては、
海辺の町プリーで
こんな話を聞きました。

わたしが通っていた食堂で働く若者が、

「海辺に向かう道から逸れた、
林の近くに住んでるやつら、
あれは俺たちとは違うんだ。
話すことばも違ってるんだから・・」


と言っていました。


カーストは、長きにわたって
インドという社会に根付いてきた
悪しき文化ですから、
これを一掃するのはたいへんなことだと思います。

ただ、【変化の潮流】はすでに起こっています。

たとえばITのエンジニアなど、
かつての職業カテゴリに当てはまらない
新たな職種は、
当然、カーストの制約も受けません。

世界最大の人口を擁することになるインドでは、
苛烈な競争を「実力」のみで勝ち抜いていく、

まさに「インディアンドリーム」を体現する
優秀な人材が豊富にあるのです。




Shiba.jpg


インドは、
「過去の時間が光のように
真っ直ぐに伸び、現在に至っている国」。

貧しき人も
豊かな人も
世を捨てたように見える人も、

彼ら/彼女らは悠然と構え、
「わたしは わたしよ!」
という気概を持っているように
わたしには見えました。


悠久の歴史を有しながら、
この世紀、
新しい可能性を持った地域として
立ち上がろうとしているのです。


あと20年も経たないうちに
世界最大の消費地(マーケット)となっている
可能性が高いのでは・・。

が、残念ながら、
インド株式に投資を行う
インデックスファンドは
今のところありません。

ただ、ETFという形では
インド株式に投資することが可能です。

iシェアーズ・コア S&P BSE SENSEX インディア・インデックス ETF』(02836)

当該ETFは香港市場上場。
「S&P BSE SENSEX指数」との連動を目指し、
運用開始からすでに12年以上経っています。

あ




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| 2010年 インドがやって来た | 13:31 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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