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iDeCoの『注意点』を(あえて)深掘りしてみると・・


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

個別相談を通じて、
iDeCo、つみたてNISAへの
疑問点」をお伺いするたびに、

両者は互いに
悩みのツボが違うなあ~
」と実感します。

〇 申込み&開始までの『スピード』


ネット証券などでは
「つみたてNISA」の手続きプロセスは
だいぶ早くなっていると感じます。

しかし、iDeCoのほうは
相変わらず時間が・・(-_-;)

これはわたしの推測ですが、
申込み手続きの煩雑さで

「やっぱiDeCo、もういいわ」
離脱している人が、
10人中、2、3人くらいいるのでは?


iDeCoの管轄元
国民年金基金連合会のオペレーションは
一体どうなっているのでしょう?

(批判的な意味で、)
とても興味が湧いてきます。


ideco-image.png


〇 スイッチング!


iDeCo、つみたてNISAとも
投資信託の「つみたて投資」を行います。

資産が積み上がったファンドを売って、
別のファンドに買い換えるという
『スイッチング』が、

つみたてNISAでは出来ません。

(※ 厳密にいうと
売ることは出来るのですが、
その分、非課税枠を使い切ってしまうことに。)


この、資産の調整作業
『スイッチング』は
(もちろん)
できないより、出来たほうがよいのですが、

たまにiDeCoで
『スイッチング』をし過ぎる人を見かけるのです。

・「よし、先進国株式が伸びたから、
ここらで一部売っておこう。」


・「次の大きな下落が来そうだから、
ひとまず定期預金に全部シフトしておこう。」

などなど。


ご承知のとおり、
iDeCoの投資信託では
購入時手数料がかかりませんし、

また、運用の途上で
ファンドの一部、または全部を売っても、
その時点では利益に対して
『課税』されることもありません。

これが、
より頻繁な『スイッチング』を
誘発している面があります。



rikujou_man_marathon.png


せっかく『長期投資の器』(iDeCo)に
お金を入れているのに、

細かなマーケットの起伏に
いちいち反応してしまい、

年に6回も7回も
『スイッチング』をしてしまうって、
なんだかちぐはぐだと思いませんか?


『スイッチング』だけではありません。

毎月の掛金においても、
頻繁に拠出割合(%)を変える。


あるいは、

「最近、国内REITが調子いいから、
掛金の10%だけ積み立ててみよう。」

みたいに、


安易に積み立てるファンドを
入れ替える人もいます。


iDeCoの『資産管理画面』に慣れてしまい、
売って買ってをし始めると
それが【クセ】になってしまうのです。

(限りなく、
『マーケット・予想ゲーム』に近づく?)


iDeCoも、つみたてNISAも、
ゴールはうんと先にあるので、

「放ったらかし」状態にするのが
理想的なのですよ。


あくび


〇 受け取り時の勘違い!


つみたてNISAでは
あなたは一所懸命、
利益を目指して運用を続けます。

それはそうですね、
投資信託の利益部分が『非課税』になるのが、
つみたてNISAのウリですから。

では、iDeCoは?

・「カンさん、
iDeCoも受取り時、非課税になるんでしょ?」



いいえ、
それは(考え方が)合っていません!

iDeCoとは【年金制度】です。

要は、あなたのご両親が
受け取っている公的年金の
『受取総額』と同じ考え方を有しています。

そもそも受取り時の資産には、
「利益」「損失」という概念はないのです。


えっ!?

厳密にいうと、
一時金であれ、年金形式であれ、
iDeCoでは『受取り総額』すべてが
課税対象となります。



ただし、受取り時には
その時点の【控除】が使えるため、

『受取り総額』に対し
【控除】の枠内ですべてが収まっていれば、
結果として「課税」されない・・
ということが起こり得るのです。


ココ、伝わっていますか?)


financial_planner.png


★ 今30代、40代の人にとっては、
iDeCoで積み上げた資産を受け取る際の
【控除の大きさ】なんて分かりません。


これは、
どのくらいの大きさの【控除】が使えるか、
『受取り総額』に対して
どの程度【課税】されるかが分からないまま、


iDeCoの運用を続けていかないといけない・・
ということであります。

(20年、30年後も
今と同じ大きさの公的年金等控除、
退職所得控除が存在すると考えるのは、
あまりにもナイーブな期待でしょう・・)


ここが、
iDeCo(個人型確定拠出年金)という制度の中で
もっとも読めない『注意点』のひとつなのです。


ただし、『受取り総額』が
(小さいよりは)大きいほうがもちろん良いわけで、

それは、
あなたの運用の仕方次第なのです。

つまり、
しっかりした『運用スタイル』を堅持し、
長期投資に徹することが
重要であるのは言うまでもありません・・。


465-125.jpg

 5月26日()in 東京・大井町「きゅりあん」

 上記セミナーでは、
 iDeCo、つみたてNISA、通常口座(特定口座)という
 3つの【入り口】の賢い活用法を、
 余すところなくお伝えしてまいります。




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