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がめつく、しつこく、平均を出し抜こうとするアクティブ投資のおかげで、まっとうな市場平均が出来上がります


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

突然ですが、
3年B組の『平均身長』は?

平均的な身長の生徒たちで
成り立っているわけではありませんね。

「平均」身長とは、あくまで 結果 です。

背が低め、すっごく高い、
そこそこ低い、平均に近い、
けっこう背が高い・・


いろいろな『個性』が集まって、
そこから「平均」が算出されるわけです。


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これは投資の世界も同じ。


あなたは、
netWIN ゴールドマン・サックス・インターネット戦略ファンドBコース(為替ヘッジなし)』をご存じですか?

あっ、投資信託の名前です(^^;)

当該ファンドは
主に米国のIT企業に投資を行う
アクティブ・ファンドです。
(設定は1999年11月

基準価格の推移をご覧いただくと、
けっこうスゴいです・・。


ネットコース

画像元) 日経新聞電子版(マネー研究所)
過去半年の資金純流入 運用20年の老舗投信が1位


この20年近くで
まるでスペクタクルな映画のように
激動しています。

99年の11月(設定月)と云えば、
ITバブルがまさにピークを迎えた頃。

当ファンドの基準価格は暴騰しますが、
2000年3月にあえなくバブルは崩壊。

ファンド価格は
ピーク時の7分の1程度まで下がり、
純資産額も「20億円程度」にまで激減・・。


が、当ファンドは
2013年あたりから基準価格が回復し始め、
直近の純資産額は
ナント2900億円を超えています。

(そして、直近10年間のパフォーマンスは
年率17.98%という好成績です)


「あれ、カンさん。
アクティブ運用にくら替えしたの?」


いいえ、そうではありません。

ここでは当ファンドの
『運用骨太方針』を
ご紹介したいのです・・。

ファンドのポイント)から抜粋します。

主に米国を中心とした
「インターネット・トールキーパー」企業の株式に
投資することにより、
信託財産の長期的な成長をめざします。


トールキーパー企業とは?

高速道路の『料金所』のように、
ネット人口が増え
ITを活用する人・企業が増えることで
収益が増加する企業を指します。


この20年近くで
インターネットが社会のインフラとなり、
当該ファンドの投資対象も、

当初の純粋なIT企業から
金融関連、輸送機、ヘルスケアなどに
広がってきました。

ただし、組み入れ銘柄は今も
「37社」のみであり(19年3月末時点)、

〇 価値 > 株価 となっている企業を
血眼になって探し、絞り込む。

〇 価値 < 株価 となった企業を
売却して利益を確定する。


これを愚直に繰り返していることに
変わりはありません。


20171222224858.png


もちろん、当該ファンドの
直近1年程度の資金流入の大きさ
警戒すべきものであり、また
けいぞくコストも非常に高いです。

(運用管理費用は
年2.052%(税込)です)


が、ここで
わたしがフォーカスしたいのは、

当ファンドが
「がめつく」「しつこく」
市場平均を出し抜こうとする、

アニマルスピリット的な
アクティブ投資の『本質』を
実践し続けてきたという事実です。


★ ここから、ちょっと想像してみませんか?

このようなアクティブ・ファンドが、
何百本と存在するとどうでしょうか?


このようなアクティブな投資家が、
何十万、何百万人と
存在するとどうなるでしょうか?



互いに市場の中で
より【儲けよう!】と炎を燃やし、

その株式の
『本質価値』を見極めるべく
データを読み込み、
データ以外の定性部分も読み解こうとし、

各自の判断で各々が
銘柄の売り買いを行って、

たとえば、
5月13日の
アメリカ株式市場の「平均」が
算出されるわけです。


これが、
『市場平均』の意味 です。



無題


がめつく、しつこく、
平均を出し抜こうとする、
野望的なアクティブ投資があってはじめて、
健全なインデックス投資は成り立ちます。

ベクトルは、
「健全なアクティブ投資」→「健全なインデックス投資」であって、
その逆はあり得ないのです。


なので、
わたしは密かに囁き続けます。

ガンバレ、
出でよ、
野心的なアクティブファンドよ、と。


※ こちらの↓動画でも、同じようなことを言っています。






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