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確定拠出年金(企業型)の「制度移行金」にご注意


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

今までコンサルティングの中で、
何十もの「確定拠出年金(企業型)」の
商品ラインナップを拝見してきました。

中には月の拠出額が
5000円程度しかなく、

「カンさん。これだと一所懸命運用しても、
増えるのは雀の涙くらいですね。」


と言われるお客様もおられました。


が、あえて断言しますが、

確定拠出年金(企業型)という器は、
あなたにとって
格好の『練習台』となります。



ファンドを組み合わせ、
あるいはバランスファンドで
実際につみたて投資を経験していく・・

その中であなたは、
〇 「毎月の掛金」の配分割合を
維持していくだけでなく、

〇 積み上がっていく
ご資産ベース」でも
資産管理を行うことの重要性を学ばれるはず。


厚生労働省のこちらの資料によりますと、
3月31日現在で
「確定拠出年金(企業型)」に加入する人は  

ナント689万人を超えています。


無題


日本では
確定拠出年金(企業型)= 企業型DCを通じて
『投資』と出会われる方が圧倒的に多いのです。


この2019年度中に
新たに「企業型DC」をスタートさせる企業も
多いことと思います。


導入の『経緯』でもっとも多いパターンとは?


これまで確定給付型の企業年金や
退職一時金制度を導入していた会社が、

その一部、または全部を
企業型DC』に移行するケースです。

もちろん、従業員であるあなたには
「大きな出来事」ですよ!


(あなたにとって)一番分かりやすい導入例は、
将来分のみの移行」でしょう。

??

これまで積み上げた
確定給付型の企業年金等における「原資」は
維持しながら、

今後の勤務で発生する分のみを
企業型DCに移行するパターンです。


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「はい、田中一郎さん、
企業型DCでのあなたの拠出額は
月額9800円になります。

これが「配分指定書」です。
商品ラインナップの中から選んで
「%」で配分の指定をしてくださいね」


と言われるわけです。

田中さんは配分指定をして、
書類を提出すればOK!


定時拠出

(ウェブサイト上で行うケースもあり)

このような
定時拠出の『配分指定』のみなら、
(通常の)投資信託のつみたてと同じですね。

シンプルに毎月「掛金」を
積み立てることから、
投資をスタートさせるわけです。



ところが・・、
注意が必要なのは?

「まとまったお金」の移行もあるケースです。


??

これまで確定給付型の企業年金や
退職一時金制度で積み立てた「原資分」も、
企業型DCに移行しますよ!
というケースですね。

この移されるお金のことを
『制度移行金』と云います。



たとえば
勤務してすでに10年~20年以上
経っているような場合、

この過去の「原資分」が
相応のまとまったお金になることがあります。


このケースでは、
あなたは『ふたつの決定』を
しなければなりません。


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1.毎月の掛金について、
【金融商品】と【配分の指定】

2.制度移行金について、
【金融商品】と【配分の指定】


おそらく紙ベースであれば、

・毎月の掛金用の「配分指定書」と、
・制度移行金用の「配分指定書
2通をもらうはずです・・。


さて、ここからです。
ふつうに考えれば、

〇 毎月の掛金の「配分指定」と、
〇 制度移行金の「配分指定」は
『同じ』にするのが正解ですね。

(もちろん「同じ投資信託」にして・・)


が、しかし、
ここは三歩下がって、
ちょっと深呼吸をしてみてほしいのです。


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田中一郎さん(43歳)が、
仮にふつうの資産運用・・、
すなわち「特定口座」を用いて

これからはじめて運用に取り組むと
想像してみて欲しいのです。

(超ビギナーですよ。)

田中さんは
毎月2万円で「つみたて投資」を始め、

まとまったお金440万円についても
運用を始めようかと考えています。

その際、440万円分、
いっぺんに投資信託を買い付けるでしょうか?


どうでしょう?)


わたしなら、
『分割投資』を強くお勧めしますよ。


別に企業型DCの導入で
440万円の「制度移行金」が入るからといって、

一度に、
投資信託を
買い付けなくてもよいのです。



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〇 毎月の拠出については
配分割合を指定し、
粛々と投資信託を積み立てていきますが、

〇「制度移行金」については
わざと「定期預金 100%」に指定して、

その後、
たとえば一例ですが、

17.6万円 × 25カ月のように
「つみたて投資」をすると認識し、

毎月規則的に
・『定期預金』を17.6万円分売却し、
・『投資信託』を17.6万円分購入していくことで、

資産配分(ポートフォリオ)を
作っていったほうがよいとわたしは思います。


そのこころは?

ある程度時間を掛けて、
リスク資産を積み上げるということ。



企業型DCという箱の中でも
資産運用を行うマインドは、

(通常の投信つみたてと)
まったく同じなのです・・。

追記)

退職一時金からの制度移行金については、
制度導入年度から4~8年をかけ、
均等分割して資金を移行させるようになっています。



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